ウェビナーツールは、オンライン上のセミナー開催をサポートするツールです。
オンラインセミナーやオンライン商談が活発化している今、ツールの選び方や注意点を確認しましょう。
この記事では無料から使える、工務店向けウェビナーツールおすすめ10選をまとめています。
アプローチの効果を高めるコミュニケーションアプリも紹介するので、ウェビナーツールを検討中の方はぜひご確認ください。
ウェビナーとは?

ウェビナーとは、ウェブ(Web)とセミナー(Seminar)を掛け合わせた造語です。
具体的にはインターネットを介して、動画やライブ配信でセミナーを配信する手法を指します。
ウェビナーはリアルタイムで開催する「ライブ配信」と、録画したウェビナー動画を視聴する「録画配信」があります。
両者にメリットがあるので、コストや時期などを考慮して開催を検討しましょう。
ウェビナーの種類 | メリット |
ライブ配信 | 参加者とコミュニケーションが取れる |
質疑応答ができる | |
適度な緊張感があり集中しやすい | |
録画配信 | 繰り返し動画を視聴できる |
編集して視覚効果を高められる | |
講師費用などを削減できる | |
開催時間の影響を受けない |
【3選】無料のウェビナーツールのおすすめは?

無料で利用できる、おすすめウェビナーツールを解説します。
- Microsoft Teams
- Skype
- YouTube Live
Microsoft Teams
Microsoft TeamsはMicrosoft 365アプリケーションのひとつで、1回のウェビナーで制限時間1時間・最大参加人数100人まで利用できます。
ウェビナー以外にも社内ミーティングにも活用でき、コストをかけずに導入したい方におすすめです。
Skype
Skypeは一度に最大100人までビデオ通話が可能な、ウェビナー無料ツールです。
参加URLがあればアプリをダウンロードしなくても利用できるので、ウェビナー参加へのハードルを下げることができます。
YouTube LIVE
YouTube LiveはYouTubeからのパートナー承認で利用ができる、完全無料のウェビナーツールです。
ライブ配信機能に加えて録画機能も備えているので、開催コストを抑えたり人材育成に活かしたりできます。
また、アナリティクス機能が充実していて、セミナー内容の分析やブラッシュアップが捗ります。
工務店におすすめなウェビナーツール7選
ここでは、工務店におすすめなウェビナーツール7選を見ていきましょう。
- Zoom
- Google Meet
- ネクプロ
- V-CUBEセミナー
- Cisco Webex Events
- Cocripo(コクリポ)
- EventIn(イベントイン)
Zoom
ウェビナツールとして人気が高いZoomは、参加者の人数に合わせて料金やサービス内容が変化します。
画面共有やチャット機能、SFA・CRMツールとの連携機能など、ウェビナーに必要な諸機能が充実です。
Google Meet
Google Meetは参加人数100人・1時間以内の条件なら、無料で利用できるウェビナーツールです。
使い方もとても簡単で、「新しい会議を作成→次回以降の会議を作成」をクリックして、表示されたURLを参加者に送るだけです。
パソコンが苦手な人でも使いやすいので、初めてのウェビナーツールにもおすすめできます。
ネクプロ
ネクプロはウェビナー開催から前後のフォローアップ、集客までをサポートするウェビナーツールです。
録画や資料を公開するメディアサイトも構築できるため、ナーチャリング効果にも期待できます。
V-CUBEセミナー
V-CUBEセミナーは、24時間365日の手厚いサポートが魅力のウェビナーツールです。
専門スタッフが設定から接続、配信中までサポートしてくれるので、安心してセミナーを開催できます。
Cisco Webex Events
Cisco Webex Eventsの無料版は、制限時間50分・参加人数100人までに対応します。
100以上の言語へリアルタイムで翻訳する機能があり、外国人労働者がウェビナーに参加する際に活用できます。
ウェビナーは録画してパソコンに保存でき、他のウェビナーに流用したり内容の改善に役立てたりと便利です。
Cocripo(コクリポ)
コクリポは無料から始められるウェビナーツールです。
利用時間10時間以内・参加人数100名以下の「ビジネスプラン」は月額3万円、利用時間20時間以内・参加人数300名以下の「エンタープライズプラン」は月額7万円となります。
ビジネス/エンタープライズプランは初月無料なので、大規模のウェビナー配信を想定している方は試してみてください。
EventIn(イベントイン)
EventInはオンライン展示会からWeb講習会、オンライン商談まで、工務店のオンライン化を進めたい方におすすめです。
参加者リスト・メッセージで交流を深めたりフォームアンケートを集客に活かしたりと、活用の幅が広がります。
工務店のウェビナーツールの選び方ポイント

工務店がウェビナーツールを選ぶポイントや、重視したい機能をまとめたのでぜひご確認ください。
- 回線の安定性で選ぶ
- 録音・録画機能つきを選ぶ
- 画面共有機能があるものを選ぶ
- コミュニケーション機能が優れたものを選ぶ
- 参加者側の使いやすさから選ぶ
- 連携機能・サポート体制が充実したものを選ぶ
- 参加人数や利用時間に合わせて選ぶ
参加者側の視点に立つと「アカウント登録が不要」「画面が見やすい」ツールは、参加への抵抗が少なくて済みます。
録音・録画機能は有料ツールに多いですが、「人材育成に活用したい」「講師費用を抑えたい」という方は、選定の目安にすると良いでしょう。
工務店がウェビナーツールを比較するときの注意点
工務店がウェビナーツールを比較する際には、以下の点に注目してみてください。
- 価格・月額料金を比較して選ぶ
- 従量制か定額制かで選ぶ
- 無料プラン・無料トライアルがあるものを選ぶ
ウェビナーツールが「従量制」の場合は、時間や参加人数次第でコストが膨らむ恐れがあります。
そのため、ウェビナーの開催頻度や参加人数を確認し、開催頻度が多い場合は「定額制」を検討するのもおすすめです。
なお、ウェビナーツールによっては、無料プラン・無料トライアルが用意されています。
使用感を確認する絶好の機会なので、ぜひインストールして自社にマッチするか確認してみてください。
コミュニケーションアプリとの併用で業務を効率化

ウェビナーツールはコミュニケーションアプリとの併用で、更なる業務効率化を実現します。
コミュニケーションアプリとはビジネスチャットやグループウェア、社内SNSのことです。
ウェビナーツールは主催者と参加者間のものですが、コミュニケーションアプリは社内外の情報共有に活用されます。
コミュニケーションアプリは部署を超えたコミュニケーションを、スピーディーかつ正確に行えるのが強みです。
「社内の伝達不足に悩んでいる」「業務の属人化や認識のズレを防ぎたい」という方は、併用を検討してみることをおすすめします。
コミュニケーションアプリplantableとは?

plantableは社員同士や顧客間における課題を解決する、工務店向けのコミュニケーションアプリです。
家づくりの打ち合わせを例にすると、連絡手段やタイミングがまちまちで返信・対応の遅れがよく起こります。
対応遅れや認識のズレは顧客満足度が下がる大きな要因となり、今後の経営にも悪影響が出ます。
plantableはスマホ上に図面を表示して、変更箇所のコメントのやり取りをしたり色味確認の写真を添えたりできるのです。
オンラインでありながら、ひとつのテーブルを囲んでお話をするように、気軽に連絡を取れる手段として人気が広がっています。
「言った言わない問題をなくしたい」「コミュニケーションを一本化して業務工数を減らしたい」という方は、ぜひ資料をお取り寄せください。
まとめ
この記事では、工務店におすすめなウェビナーツール10選を紹介しました。
- Microsoft Teams
- Skype
- YouTube LIVE
- Zoom
- Google Meet
- ネクプロ
- V-CUBEセミナー
- Cisco Webex Events
- Cocripo(コクリポ)
- EventIn(イベントイン)
ウェビナーの規模に合わせて料金や機能を比較することで、無駄なコストを抑えることができます。
顧客とスピーディーかつ正確な連絡手段を持ちたい方は、ぜひウェビナーツールとplantableを併用してみてください。