「PCを介さず気軽に使える工務店向けアプリが知りたい」「業務効率化にはどんなアプリがあるの?」「工務店と施工現場双方の業務を改善したい」
DX推進により工務店向けの業界効率化ツールが数多くリリースされるなか、どれが自社に合うかわからないという方は多いはずです。
この記事では工務店向けのアプリを初めて導入したい方を対象に、おすすめのアプリ9選を紹介しています。
アプリの種類や選び方のコツもお伝えするので、自社に合うアプリを知りたい方は参考にしてください。
施工管理はクラウド化がキモ!工務店向けアプリの種類は?
顧客管理アプリ
工務店向けの顧客管理アプリでは、顧客の連絡先や家族構成、要望の変更に営業の進捗度合まで幅広く管理できます。
情報をクラウドで共有することで、工務店内での引き継ぎの手間をなくし連絡ミスの低減につながります。
また、収集した情報を分析して興味をそそるような提案ができれば、新規顧客を獲得するチャンスが広がるでしょう。
業務効率化アプリ(施工・現場管理、図面・写真管理など)
業務効率化アプリはその名の通り、建築工事やリフォーム工事、工務店内の業務効率化をサポートするサービスです。
多くの工務店で導入されている業務効率化アプリは、主に以下の機能を搭載しています。
- 施工・現場管理
- 図面・写真管理
- 案件管理
- チャット機能
- スケジュール管理
- 出入金管理
- 受発注管理
- 勤怠管理
「現場に出向く回数を減らしたい」「ペーパーレスにして管理業務を簡素化したい」など、工務店によって効率化したい悩みはさまざま。
自社でどの悩みを解決したいかをよく考えて、業務効率化アプリを導入することが大切です。
メッセンジャーアプリ
メッセンジャーアプリは工務店と現場の職人間、あるいは工務店と施主間とのコミュニケーションに役立つプラットフォームです。
工務店向けのメッセンジャーアプリの目的は、図面を見ながら進捗を確認したりコメントを残してお互いの認識のズレをなくしたりすること。
工務店と施主間との信頼関係が深まれば、将来的にリフォームの依頼やお友達紹介をされることが期待できます。
業務効率化ができる工務店向けアプリ10選
plantable(プランテーブル)
図面を見ながら施主と連絡や要望のやりとりができるため、お互いの認識のズレを減らせるところがメリットです。
話題ごとに対応済みか否かを登録できるところは『plantable』ならではの強みです。
また失注率を改善して打ち合わせ回数を減らせることから、業務効率化や利益率向上にも期待ができます。
料金プラン | |
基本料金 | 30,000円/月(ユーザー5名まで) |
追加料金 | 1,000円/月(ユーザー1名につき) |
初期費用 | 300,000円 |
サポート内容 | 導入サポート、使い方説明会、定期面談、電話・メール・ZOOMでの質問対応(随時) |
工事台帳アシストAI
「工事台帳アシストAI」は、ネクスゲート株式会社が提供する、建築業界に特化した原価管理を効率化できるツールです。受領した請求書/納品書を撮影やPDF化してアップロードするだけで、AIが99.9%の精度で入力します。今まで手入力していた作業時間を約80%削減するだけでなくスマートな原価管理によって、分析から経営判断に活用することができるでしょう。導入支援への丁寧なサポートもあるため、AI導入に不安がある会社でも安心して利用できるのでおすすめです。
料金プラン | |
初期費用 | 要問い合わせ |
料金 | 要問い合わせ |
ANDPAD(アンドパッド)
施工管理や経理、チャット機能と幅広い業務に対応する一元管理ツールです。
パソコンを介せずに工程表作成や受発注が可能で、頻雑な業務を効率化できます。
実際に、お客様アンケートでは「残業時間50%減」「こなせる案件数が2倍になった」など、導入効果を公開しています。
料金プラン | 要問い合わせ |
ダンドリワーク
施工現場に必要な情報や図面など、すべての資料をクラウドで一元管理できるアプリです。
電話や紙ベースで起こりやすい連絡ミスや手間を回避することで、施工現場の業務効率化に貢献します。
料金プラン | |
初期費用 | 20万円〜 |
月額利用料 | 19,800円/月〜 |
詳しくは要問い合わせ |
AnyONE(エニワン)
営業から現場作業、経理まであらゆる工務店業務を一元管理できるクラウドサービスです。
ゼネラルリサーチのアンケート調査(2019年)では「工務店向けITシステム」としてNo.1を獲得しました。
一人親方から中小工務店・リフォーム会社などさまざまな企業で導入されているという、安心感が強みです。
料金プラン | 要問い合わせ |
Photoruction(フォトラクション)
大量の写真管理からBIMまで、スマホやタブレットで簡単に施工管理を効率化できます。
日本マーケティングリサーチ機構調べでは「生産性の向上が期待できる」「サポートが充実」「建設業従事者に推奨したい」の項目で、No.1を獲得しています。
料金プラン | 利用者数に応じた月額料金 |
初期費用 | 0円 |
Kizuku(キズク)
工務店と施工現場の年配者が、簡単に操作できるようにと配慮されたコミュニケーションアプリです。
チャット形式のトークで施工現場を見える化し、一目で詳細進捗を把握できたり他の現場に施工対応ができたりします。
料金プラン | |
プロプラン30 | 22,000円/月・30アカウント |
プロプラン50 | 33,000円/月・50アカウント |
プロプラン100 | 55,000円/月・100アカウント |
初期費用 | 110,000円(全プラン共通) |
現場Plus
現場管理に必要な機能を標準搭載とした、住宅会社・工務店向けの施工管理アプリです。
月々1万円から使えるうえコストパフォーマンスと操作性に優れ、手厚いサポートが高評価を集めています。
料金プラン | |
基本プラン | 10,000円/60ID・月 |
ID追加 | 5,000円/30IDごと |
初期費用 | 月額料金の1ヶ月分 |
建て役者
顧客管理を中心に、新築・リフォームに必要な情報を一元管理できるアプリです。
ライトプランでも顧客管理やアフター管理機能を搭載しており、カスタマイズ性の高さが魅力的です。
料金プラン | |
ライト | 4,000円〜/月額、初期費用:30,000円 |
スタンダード | 40,000円〜/月額、初期費用:350,000円 |
プレミアム | 80,000円〜/月額、初期費用:580,000円 |
施工管理(現場管理)ツールの選び方
効率化したい業務を明確化する
工務店アプリは「ターゲット」に合わせた機能やカスタマイズを設定しています。
そのため、工務店アプリを導入する前に「工務店で効率化したい業務」について、具体的に考える必要があります。
例えばITリテラシーの低い人でも扱えるシンプルな操作性や、写真管理に特化したアプリ機能などです。
導入の目的を明確にすることで、ムダな出費を抑えられますし「結局使わなくなった」という事態を防げます。
サポート体制を確認する
サポート体制が充実した工務店アプリならば、安心して業務に取り組めます。
工務店をはじめ現場でも、トラブルに見舞われたり操作方法がわからなくなったりするということがつきものです。
サポートの範囲が広ければ、ITリテラシーが低い人でも迷子にならずに済むはずです。
サポートは電話対応なのかメール対応なのか、加えてサポートの受付時間も確認しておくといいでしょう。
操作性を確認する
工務店アプリを選ぶうえで操作性の良さは欠かせません。
工務店アプリは工務店内をはじめ、営業から施工現場の職人まで幅広い人達が利用します。
操作が頻雑になれば利用したいと思う人は少なくなり、業務効率化の目的を果たせません。
説明会を受けたり無料トライアルに登録したりして、あらかじめ操作性を確認することをおすすめします。
まとめ【業務効率化】工務店向けおすすめアプリ10選!種類と選び方も【施工管理】
この記事では工務店の施工管理・現場管理を効率化する、おすすめアプリ9選を紹介しました。
- plantable(プランテーブル)
- 工事台帳アシストAI
- KANNA(カンナ)
- ANDPAD(アンドパッド)
- ダンドリワーク
- AnyONE(エニワン)
- Photoruction(フォトラクション)
- Kizuku(キズク)
- 現場Plus
- 建て役者
アプリはそれぞれ機能やカスタマイズ性が異なるため、自社の目的に沿ったものを選ぶことが大切です。
しかしながら「どのアプリが自社にマッチしているかわからない」という方も多いかもしれません。
『plantable(プランテーブル)』は「顧客管理」「業務効率化」「メッセンジャー」という3つの機能を併せ持つおすすめのアプリです。
スムーズな社内共有で業務を改善し、顧客との認識のズレをなくして信頼感を獲得したいという方は、ぜひ資料をダウンロードしてみてください。
遠隔操作によるサポートにも対応しているので、PCが苦手な方でも安心して利用できます。
弊社工務店、住宅メーカー向けコミュニケーションアプリ『つながる家づくり-plantable- 』は、社員同士・お施主様間の情報共有・コミュニケーションの全てを1つのプラットフォームに集約しているため、別途仕組み作りをする必要がありません。資料をご確認ください。