家づくりを進めるうえで、相談やトラブルは幾度となく訪れるものです。あらかじめトラブル対策ができていれば、受注機会を増やしたり工務店の信頼を高めたりできるはずです。

この記事では新築・リフォーム住宅でよくある施工トラブル7選と、具体的な対策方法7選についてお伝えします。工務店が遭遇するトラブルを回避できる、おすすめのクラウドツールも紹介します。

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注文住宅のよくある施工トラブル事例と原因

注文住宅のよくある施工トラブル事例と原因
注文住宅のよくある施工トラブル事例と原因
  1. 工程スケジュールが遅れるトラブル
  2. 言った言わないによるトラブル
  3. 仕上がりイメージと異なるトラブル
  4. 施工ミス・設備トラブルが発生するトラブル
  5. 追加費用が高額になるトラブル
  6. 近隣住民とのトラブル

工程スケジュールが遅れるトラブル

工程スケジュールに遅延が発生し、住宅の引き渡しが遅れてしまうトラブルです。

遅延の原因はさまざまですが、無理な工程スケジュールや天候不順、要望の追加などが挙げられます。

お客様は引き渡しに合わせて準備を進めているうえ、最悪の場合金銭トラブルに発展する恐れがあるため、是が非でも納期を厳守したいところです。

言った言わないによるトラブル

新築・リフォームに関わらず、家づくりを進めるうえで頻繁に発生するのが言った言わない問題です。

言った言わない問題の大きな原因は、打ち合わせの議事録を取らなかったからです。

仮に建具の変更を依頼されていたとしても、気づかないまま引き渡しの日を迎えることになるでしょう。

言った言わない問題は施工のやり直しだけでなく、工務店の信頼を損ねてしまいます。

仕上がりがイメージと異なるトラブル

注文住宅は、実際に家が完成しないと導使い勝手や色合いなどを確認できません。

そのため「イメージと違う」「導線が悪い」といったトラブルが起きやすいといえます。

イメージと現実の乖離が大きくなる原因は、打ち合わせ回数に限りがあったりお客様が仕上がりをイメージできていなかったりするからでしょう。

工務店としては3Dパースで立体的な住宅のイメージを伝えたり、外壁や壁紙のサンプルを大きくしたりする工夫が必要です。

施工ミス・設備トラブルが発生するトラブル

どんなに注意を払っても、施工ミスや設備トラブルが起きることがあります。

「暖房機器が動かない」「床に傷が付いている」「太陽光発電が動作しない」など、事例を挙げるとキリがないでしょう。

明らかな施工ミスに関しては、工務店か業者が無料で修理しなければなりません。

住宅を引き渡す前に、工務店の営業担当者は図面・契約書と照らし合わせながら入念に確認をすることが大切です。

追加費用が高額になるトラブル

新築・リフォーム問わず、住宅工事を進めていると追加工事の発生で費用が高額になることがあります。

特にリフォーム住宅は建物の全容がわからないまま工事を進めるため、途中で問題が見つかることも多いです。

追加費用が高額になる主な原因は、工務店とお客様との間で口頭やメールによるやり取りしか行わないからです。

追加費用の支払いをめぐってトラブルに発展することもあるため、双方でしっかりと確認する必要があります。

近隣住民とのトラブル

近隣住民とのトラブルも、工務店と施主双方が経験する事例のひとつです。

近隣トラブルの原因は工事による騒音や汚れ、工事車両の出入りなどが挙げられます。

入居後はご近所さんとなる関係上、施主にとって近隣トラブルは避けたいのが本音です。

騒音によるトラブル

騒音に関する相談も、よくあるトラブル事例のひとつです。

騒音トラブルの代表例は「道路が劣化して車が通るたびに騒音が伝わる」「電車が頻繁に通過する」などでしょう。

騒音トラブルは睡眠障害につながる恐れがあり、ストレスを感じるお客様は多いです。

工務店が行うべき問題・いざこざ対策は?

工務店が行うべき問題・いざこざ対策は?
工務店が行うべき問題。いざこざ対策は?
  1. 打ち合わせ内容を記録すること
  2. 無理のない工期を設定すること
  3. リアルタイムで情報を共有すること
  4. 現場に足を運ぶこと
  5. 追加工事はそのツ後見積もりを提示すること
  6. 近隣住民へ挨拶を済ませておくこと
  7. 工務店・ハウスメーカー向けITツールを導入すること

打ち合わせ内容を記録すること

打ち合わせをする際に、工務店側は内容を記録してください。

会話の流れから全て記録するのは難しいですが、大事な箇所は必ず書き留めておくことが重要です。

きちんとメモを取る姿は、お客様に信頼感や安心感を与えます。

また、メモはコピーしてお客様と共有し、内容に相違がないか確認することも大切です。

無理のない工期を設定すること

職人の人数や技術力に合わせて、無理のない工期を設定してください。

人数や技術力にマッチしないスケジュールは、納期の遅れや施工ミスにつながる恐れがあります。

住宅建築中は欠員や天候不順といった事態も起こりやすいので、しっかり考慮してスケジュール管理することが大切です。

リアルタイムで情報を共有すること

情報は鮮度が落ちないうちに共有してください。

例えば壁紙が廃盤になっていたときに、すぐにお客様へ伝えて代わりの壁紙を選んでもらいます。

お客様は余裕を持って製品を検討できますし、結果的にスケジュールに遅れが出にくくなります。

工務店内と現場とも情報共有を欠かさず、スムーズに住宅工事を進めましょう。

現場に足を運ぶこと

工務店の営業担当者は、現場にこまめに足を運ぶことが大切です。

自分の目で確認することで、進捗状況を把握したりトラブルが大きくなる前に対処できたります。

基礎や柱など工事が進むと見えなくなる場所もあるため、こまめに様子を伺うメリットは大きいといえるでしょう。

なお、職人との距離が縮まり、現場に適度な緊張感を生み出す効果にも期待できます。

追加工事はその都度見積もりを提示すること

たとえ少額でも、追加工事の見積もりはその都度工務店とお客様とで確認してください。

お金の問題は工務店にとっては「売上」、お客様にとっては「支払い」に影響する、重要な部分です。

工務店の今後を左右する話なので、面倒臭がらずにきちんと管理しましょう。

近隣住民へ挨拶を済ませておくこと

工務店の営業担当者は、住宅工事へ入る前に近隣住民へ挨拶を済ませておきましょう。

お客様にとっては工務店もご近所さんも、住宅を建ててからの方が圧倒的に付き合いは長くなります。

挨拶回りの際は真摯な態度を心がけて、工事がいつまでかかるのかを具体的に伝えることが望ましいです。

足場専門業者や外構業者など、丁寧な業者は個別で挨拶回りをしているところもあります。

近隣住民へ挨拶を済ませておくこと

工務店やハウスメーカー向けのITツールは、トラブルを未然に防いだり業務の手助けをしたりしてくれます。

ITツールに備わる機能の一部は以下の通りです。

  • 顧客情報の一元管理
  • LINEのように気軽にやり取りができる
  • 要望や相談の受け答えができる
  • 工務店と顧客が図面にコメントを残せる
  • 工務店外で情報を共有できる

地方の工務店から一条工務店やアイ工務店といった大手ハウスメーカーまで、幅広い会社で活用されています。

【工務店向け】トラブル回避に便利なクラウドツール『plantable』

つながる家づくりplantable_紹介動画

『plantable』は言った言わない問題をなくしたい、という工務店と施主の声をもとに生まれたメッセンジャーアプリです。

家づくりにおけるトラブル回避に役立つ機能には、以下のようなものがあります。

plantableの独自機能効果
・図面を見ながらコメント登録どこに関する話題かを明確にして、工務店と施主間における認識のズレをなくす
・コメントに写真を添付デザインイメージや設備サンプルを確認できるので施主が住宅をイメージしやすくなる
・コメントの要望管理話題ごとに「検討中」「対応済」「見送り」に分類でき、話題が混同しない

上記の独自機能に加えて顧客と気軽にやり取りを行えるところも、plantableが選ばれる理由のひとつになっています。

また、住宅資料や顧客情報などを一元管理できるため、業務工数を減らして社内共有がスムーズになるメリットも見逃せません。

打ち合わせ時間の短縮や言った言わない問題を解消し、工務店全体の受注率を伸ばしたい方は、気軽に資料をダウンロードしてみてください。

住宅業界・工務店DXコミュニケーションアプリplantable

まとめ
注文住宅工務店でよくあるトラブルと具体的な対策方法を徹底解説

家づくりにはたくさんの人々が関わるため、トラブルが起きやすいのは事実です。

可能な限りトラブルを防止できれば、仕事が効率的に回って受注機会や利益を増やすことができます。

アプリ上で工事の進捗を把握し図面を見ながらやり取りを行いたい場合は、『plantable』が便利です。

失注率を減らして利益を最大化できるので、まずはお気軽に資料をダウンロードしてみてください。

弊社工務店、住宅メーカー向けコミュニケーションアプリ『つながる家づくり-plantable- 』は、お施主様とのつながりをより強いものに、理想の家づくりの打合せをひとつのtableを囲んでお話しするように気軽に、工務店、住宅メーカー様に寄り添い課題解決をお手伝いします。お気軽にご相談ください。