「フリートライアルが試せるおすすめの要員管理ツールは?」「業務のムダをなくし効率的にプロジェクトを進めたい!」
プロジェクトやタスクを円滑に進めるうえで「要員管理」はもっとも重視すべき要素です。
要員検索に何時間もかかったりエクセル業務が属人化していたりする企業は、要員管理ツールの導入をおすすめします。
この記事ではITエンジニアを200名以上抱え、日々エンジニアのスキル管理を25年経験してきて効率化し、スキル管理ツールを開発・運用している弊社、DXサービス事業推進部 佐々木舞美が無料プラン・フリートライアルが可能な要員管理ツール5選と、選び方について解説します。
要員管理の重要性もお伝えするので、プロジェクト・タスクで利益を出したい方は参考にしてください。
要員管理とは?

要員管理とはプロジェクトやタスクに必要なスキルを持つ人材を調達し、適切にアサインすることです。
基本的に、プロジェクトはQCD(Quality・Cost・Delivery)が決まっていることがほとんどでしょう。
プロジェクトを達成して利益を残すためには、効果的な人材配置で効率よく業務を進める必要があります。
要員管理を行っていないと「プロジェクトやタスクの進行が遅い」「成果物の品質が低い」といった事態に陥るでしょう。
QCDの中でもっとも重要視されるのが「Delivery(納期)」です。
どの企業も品質やコスト削減に力を入れていることから、「短納期」は差別化を図るうえで重要な要素となります。
要員管理ツールを活用し、人的リソースのスキルや勤怠状況などを見える化して短納期につなげることが大切です。
ここから、プロジェクト・タスクを効率的に進められる、おすすめの要員管理ツールについて解説します。

【無料・フリーで使える】スキル管理・アサイン管理向けツール
スキル管理・アサイン管理支援ツールfapi
『fapi』はスキルの細分管理やアサイン管理によって、エクセル比で全体工数の85%カットに成功した要員管理ツールです。
導入企業はもちろん「ASPIC」「つくばクオリティ」からも、管理項目の自由度の高さ、エクセル管理に変わるツールとして高い評価を得ました。
フリープランでは1ヶ月間たっぷり試すことができるうえ、契約後にデータを引き継ぐこともできます。
料金プラン | |
ミニマム | 300円/月・人 |
スタンダード | 400円/月・人 |
プレミアム | 800円/月・人 |
無料トライアルあり | 1か月0円 |
【無料・フリーで使える】工数管理向けツール
OBPM Neo
『OBPM Neo』はPMBOKの知識エリアをカバーする、世界初のプロジェクト管理ツールです。
スケジュール管理や要員管理、スコープ管理にタスク管理と10の知識エリアに準拠し、IT業界に特化した機能が充実。
導入の検討から定着に至るまでの支援が充実しており、シンプルな操作性も人気となっています。
料金プラン(クラウド版、契約期間1年) | |
Basic Edition | 50,000円〜/10ユーザー〜 |
Limited Edition | 75,000円〜/10ユーザー〜 |
Enterprise Edition | 150,000円〜/20ユーザー〜 |
CrowdLog
プロジェクトごとの工数予実をリアルタイムで把握したり、簡単にガントチャートを作成できたりと、機能性に優れた要員管理ツールです。
IT業界をはじめ経営戦略やビジネスコンサルティングなど幅広い企業に導入され、導入企業数は700社を超えています。
7日間のフリートライアルでは正式版と同じ環境で試せますので、多彩な機能を実感してみてください。
料金プラン | |
無料トライアル | 0円(7日間) |
ベーシックプラン | 要問い合わせ |
プレミアムプラン | 要問い合わせ |
【無料・フリーで使える】プロジェクト管理向けツール
Lychee Redmine
複数のプロジェクトの状況を一画面で把握でき、現場の要望に応じた拡張機能を備える要員管理ツールです。
フリープランではタスクをリアルタイムで把握するカンバン機能、プロジェクトビューやイージーアサインといった効率アップ支援機能を有します。
30日間無料で試せるフリートライアルを活用して、機能や操作性の良さを確認してみましょう。
料金プラン(クラウド版) | |
フリー | 0円/1ユーザー・月 |
スタンダード | 900円/1ユーザー・月 |
プレミアム | 1,400円/1ユーザー・月 |
ビジネス | 2,100円/1ユーザー・月 |
Wrikei
豊富な機能と連携機能を備え、複数のプロジェクトを管理できる要員管理ツールです。
部門を超えたコラボレーションの促進、パワフルな自動化によって組織の生産性を飛躍的に高められます。
世界2万社以上で採用されている実力を、2週間のフリートライアルで試してみてください。
料金プラン | |
Free | $0/月・人 |
Team | $9.80/月・人 |
Business | $24.80/月・人 |
プロジェクトで要員管理ツールを選ぶ3つのポイント

利用制限の有無
セキュリティの観点から、要員管理ツールに権限機能があるかどうか確認することをおすすめします。
ユーザーごとに閲覧や編集の制限をかけられるか、項目対象はどこまでかなどを比較してみてください。
クラウドでの利用が可能か
要員管理ツールには「クラウド型」と「オンプレミス型」がありますが「クラウド型」がおすすめです。
クラウド型は最新のスキル情報を把握できるうえ、情報共有の手間がかからないところがメリットです。
タスクやプロジェクト、要員数の規模が増加してもデータ管理が頻雑にならない点も優れています。
また、インターネット環境さえあれば簡単に要員検索や技術経歴書を自動作成できます。
日本語に対応しているか
プロジェクト・タスク向けに要員管理ツールを選ぶ際は、日本語版に対応しているかを確認してください。
海外で開発された要員管理ツールは、ツールによって翻訳がおかしかったり表記のズレがあったりするからです。
特に初めて要員管理ツールを導入される方は、日本語が正しいものや日本で開発されたツールをおすすめします。
要員管理の方法にエクセルやスプレッドシートを除いた理由

エクセルやスプレッドシートで要員管理を行う場合は、以下のようなデメリットがあります。
- リアルタイムで情報を共有できない
- プロジェクトやタスク状況を可視化しづらい
- 要員数やプロジェクト数の増加に伴いエクセルの動作が遅くなる
- 要員の異動や変更などアサイン計画へ対応しにくい
- 要員管理やアサイン管理を複数メンバーで同時編集できない
- 運用が属人化しやすい
要員は保有スキルや勤怠、アサイン状況など、タイムリーな情報を掴みにくい部分があります。
そのため、要員数が増えるほどデータ集計に手間や時間がかかり、大きなタイムロスになってしまいます。
スキルやアサイン状況をすぐに把握できなければ、プロジェクトの短納期化は難しいです。
このような理由から、プロジェクト計画の達成にはエクセルやスプレッドシートではなく、要員管理ツールが必要不可欠といえます。
要員管理システムの重要性
プロジェクト・タスクにおける「短納期」は、的確な要員管理があってこそ実現します。
前述した通り短納期は利益に直結し、経営を左右するほど重視する必要があります。
要員管理ツールを使わないと要員のスキルや実績などがわからず、的確かつスムーズにアサインできません。
要員管理ツールで能力を可視化することで「スピーディーなアサイン」「コスト削減」「成果物の品種担保」を実現できます。
要員の状況やスキルをリアルタイムで見える化して、適材適所のアサインでプロジェクトを成功へ導いてください。
まとめ
今回は、無料プラン・フリートライアルが可能な「要員管理ツール」おすすめ5選をお伝えしました。
繰り返しになりますが、プロジェクトを円滑に進め完遂するためには要員管理が欠かせません。
要員管理ツールでスキルや能力を把握しておくことで、短納期化や業務工数の削減が行えます。
急にプロジェクトやタスクが追加されても、シームレスで的確なアサインができる点にも注目です。
まずは無料プラン・フリートライアルから気軽に始めて、徐々にツールに慣れていってください。