要員管理ツールとは、社内人材のスキルや稼働状況(リソース)を可視化し、プロジェクトへの最適な人員配置(アサイン)を効率化するシステムです。

本記事では、事前に導入効果や操作性を確認できる無料デモ・無料トライアルがあるおすすめの要員管理ツール・アサイン管理ツール6選を比較紹介を要員管理を25年以上行ってきた弊社(株式会社エフ・ディー・シー)DXサービス事業推進部:佐々木舞美が解説いたします。

目次
  1. 無料デモ・無料トライアルがある要員管理ツール比較表
  2. 【無料デモあり】おすすめ要員管理ツール・アサイン管理ツール6選
    1. 1. fapi(ファピ)
    2. 2. Time Krei(タイムクレイ)
    3. 3. Asana(アサナ)
    4. 4. Co-Assign(コーアサイン)
    5. 5. ようかん
    6. 6. チムスピ工数
  3. 炎上案件のリスクを回避するには「正確なスキルマッチとアサイン」が不可欠
    1. 炎上案件が発生する主な原因
    2. 要員管理を活用したリスク回避のポイント
  4. 50名以上のアサイン管理で「属人化」のリスクが大きい理由
    1. 属人化がもたらす主なリスク・悪影響
    2. アサイン管理の属人化を防ぐ3つのポイント
    3. ツール導入による可視化のメリット
  5. アサイン管理・要員管理ツールは「現状の管理(Excel)から移行できるか」で選ぶ
    1. 手間削減のために把握すべき「移行対象データ」
    2. 導入サポートの有無チェックが成功のポイント
  6. 現状の管理(Excel)から移行しやすいアサイン管理・要員管理ツール3選
    1. 移行しやすいツール3選 比較表
    2. 1. fapi(ファピー)
    3. 2. Notion(ノーション)
    4. 3. Salesforce(セールスフォース)
  7. まとめ:アサイン管理ツール・要員管理ツールの導入で炎上案件を回避しよう
    1. ツール導入によって解決できる課題と得られる効果
    2. データ移行が不安な方へのアプローチ
  8. 要員管理ツールに関するよくある質問(FAQ)

無料デモ・無料トライアルがある要員管理ツール比較表

ツール名主な特徴・強み月額料金無料お試し
fapiエンジニアのスキル管理とアサイン検討に特化300円〜 / ユーザー1ヶ月無料トライアル
Time Krei経営者・管理職・現場の3視点で課題解決とセキュリティ管理29,800円〜 / 10ユーザー1ヶ月無料トライアル
Asana直感的なUIと組織横断でのプロジェクト・納期管理1,200円〜 / ユーザー無期限の無料デモ(フリープラン)
Co-Assignリソース不足・稼働率の可視化でアサイン会議を効率化50,000円〜1ヶ月無料トライアル
ようかんSES営業向け、リアルタイムのリソース把握と要員マッチング7,000円〜 / ユーザー30日間無料トライアル
チムスピ工数勤怠連携で正確な工数管理(※アサイン機能はオプション)300円〜 / ユーザー要問い合わせ

【無料デモあり】おすすめ要員管理ツール・アサイン管理ツール6選

1. fapi(ファピ)

エンジニアのスキルを一元管理し、プロジェクトへの最適なアサイン検討を支援するツールです。アサイン状況をリアルタイムで可視化することで、提案候補者の選定や見込み案件管理にかかる工数を大幅に削減します。

  • 料金: ミニマムプラン 300円/月(1ユーザー)
  • 無料体験: 1ヶ月間無料トライアルあり

2. Time Krei(タイムクレイ)

管理職・従業員・経営者の3つの視点からデータを分析し、組織の課題解決につなげる要員管理ツールです。メンバーごとに詳細なアクセス権限を設定できるため、情報漏洩や予期せぬデータ変更などのリスクを防ぎます。

  • 料金: クラウドプラン 29,800円/月(10ユーザー)
  • 無料体験: 1ヶ月間無料トライアルあり

3. Asana(アサナ)

直感的なUIを備え、マニュアルなしで運用を開始できるプロジェクト・リソース管理ツールです。組織をまたいだ進捗共有や作業の抜け漏れ・納期遅延の防止に強みがあります。

  • 料金: 1,200円〜/月(1ユーザー)
  • 無料体験: 無期限の無料デモ(Freeプラン)あり

4. Co-Assign(コーアサイン)

将来のリソース不足や稼働率を可視化し、社内人材の稼働率向上を実現するアサイン管理ツールです。最新のアサイン状況がひと目でわかるため、アサイン会議の円滑な進行と短縮に役立ちます。

  • 料金: 50,000円〜/月
  • 無料体験: 1ヶ月間無料トライアルあり

5. ようかん

株式会社エス・ジーが提供する、SES(システムエンジニアリングサービス)営業・IT企業向けのリソース管理ツールです。エンジニアの空き状況をリアルタイムで把握し、プロジェクトへの最適なマッチングを実現します。

  • 料金: 7,000円/月(1ユーザー) ※初期費用 30,000円〜
  • 無料体験: 30日間無料トライアルあり

6. チムスピ工数

勤務時間データと自動連携し、メンバー個々の工数を正確に集計・把握できるリソース管理ツールです。正確な工数入力を定着させることで、多角的な業務課題の分析を可能にします。

  • 料金: 300円/月(1ユーザー)
  • 備考: アサイン管理機能はオプションのため要問い合わせ
アサイン管理支援ツールfapi紹介ページ

炎上案件のリスクを回避するには「正確なスキルマッチとアサイン」が不可欠

システム開発における「炎上案件」とは、当初の予算や納期通りにプロジェクトが進まず、大幅な遅延やコスト超過が発生(または予測)している状態を指します。企業の信頼低下や大きな損失を防ぐためには、炎上リスクの事前回避が極めて重要です。

炎上案件が発生する主な原因

  • スキルとアサインのミスマッチ: プロジェクトに必要な技術スタックや経験値を持たないメンバーを配置してしまう
  • 稼働状況の不透明さ: 既存案件の抱え込みやリソース不足を把握しきれていない

要員管理を活用したリスク回避のポイント

  1. スキルと稼働状況の一元管理: メンバーの最新スキルや現在の業務負荷をリアルタイムで可視化・共有する
  2. 正確なデータに基づくアサイン: 曖昧な記憶や個人の感に頼らず、プロジェクト要求に合致した最適な人材を選定する
  3. 適正なタスク配分: 最新のリソース情報をもとに、特定のメンバーに負荷が集中しないようバランスよく割り振る

要員管理ツールを活用して情報の一元管理と可視化を行うことが、適切なアサインを実現し、プロジェクトの炎上リスクを低減させる鍵となります。

50名以上のアサイン管理で「属人化」のリスクが大きい理由

対象メンバーが50名を超えると、担当者個人の記憶や頭の中だけに頼ったアサイン管理(属人化)は限界を迎え、大きなリスクへとつながります。

属人化がもたらす主なリスク・悪影響

  • 生産性の著しい低下: 誰がどの案件にどれくらい稼働できるかの確認に時間がかかり、意思決定が遅延する
  • データの精度低下・形骸化: 情報が最新化されず、リソース不足や重なりに気づけない
  • 企業の収益性低下(特に中小企業): 一人の役割やアサイン判断が組織全体に与える影響が大きく、プロジェクトの遅延や機会損失がそのまま企業の業績悪化に直結する

アサイン管理の属人化を防ぐ3つのポイント

  1. 情報共有と社内コミュニケーションの促進
  2. 統一フォーマット・ルールの策定
  3. 専用のクラウドツール(アサイン管理・リソース管理ツール)の活用

ツール導入による可視化のメリット

アサイン管理ツールを導入することで、入力フォーマットが統一され、手動更新によるヒューマンエラーや入力漏れを防ぐことができます。

50名以上の組織規模では、ツールによるリソースの可視化と一元管理が、プロジェクトアサインを成功させる必須条件です。

アサイン管理支援ツールfapi紹介ページ

アサイン管理・要員管理ツールは「現状の管理(Excel)から移行できるか」で選ぶ

ツール導入を成功させる重要な鍵は、「従来のExcel(エクセル)管理から違和感なくデータを移行できるか」という点にあります。

既存の管理方法からスムーズに移行できれば、従業員の教育コストや慣れるまでの期間を最小限に抑え、業務を素早く軌道に乗せることが可能です。

手間削減のために把握すべき「移行対象データ」

データを手作業で1つずつ再入力するのは時間と工数がかかり、現場の大きな負担となります。Excelからツールへ一括移行・出力する主なデータは以下の通りです。

  • エンジニア情報(保有スキル、経験年数など)
  • プロジェクト情報(期間、必要要員数など)
  • 案件情報(ステータス、予算など)
  • アカウント情報(ユーザー権限など)

※出力したデータは別名で複数保存し、定期バックアップとして活用するのもおすすめです。

導入サポートの有無チェックが成功のポイント

アサイン管理ツール・要員管理ツールの中には、初期セットアップや既存データ(Excel等)の移行作業を代行・支援してくれる「導入サポート」を提供しているベンダーもあります。

データ移行の手間を省き、すぐに業務運用を開始したい場合は、導入サポート(データ移行支援)の有無を必ず確認しましょう。

現状の管理(Excel)から移行しやすいアサイン管理・要員管理ツール3選

既存のExcel管理からスムーズに移行・データ連携ができるおすすめのアサイン管理・要員ツール3選をご紹介します。

移行しやすいツール3選 比較表

ツール名Excel移行・管理の特徴月額料金
fapiExcelの要因情報をそのまま移行可能。ツリー構造&グラフ可視化300円〜 / ユーザー
NotionExcel等のデータをインポート可能。ドキュメント・ワークフローの一体管理$8〜 / ユーザー
Salesforce移行時に重複・不整合データを整理・クレンジングし、データの精度向上3,000円〜 / ユーザー

1. fapi(ファピー)

Excelで管理していた要員情報・要員管理・要員のスキル情報をそのまま移行し、体系的なツリー形式で登録できるツールです。

  • 移行・活用のポイント: 要員の稼働状況・空き状況・スキルの習熟度や保有状況が自動でグラフ化されるため、従来Excelで行っていた集計・分析業務の負担を大幅に軽減できます。
  • 料金: ミニマムプラン 300円/月(1ユーザー)※1ヶ月無料トライアルあり

2. Notion(ノーション)

プロジェクト管理やワークフロー、ナレッジ蓄積までカバーするオールインワンのワークスペースです。

  • 移行・活用のポイント: 既存の各種データベースやExcel管理表を取り込みやすく、充実したドキュメンテーション機能を活かして社内ルール整備や情報共有も一本化できます。
  • 料金: プラスプラン $8/月(1ユーザー)

3. Salesforce(セールスフォース)

全世界で15万社以上が導入する、SFA(営業支援)・CRM(顧客管理)・MAを統合したプラットフォームです。

  • 移行・活用のポイント: Excelからデータ移行する際に、不正確なデータや重複データを整理・クレンジング(修正・削除)して読み込ませることで、顧客・要員データの信頼性を高めることができます。
  • 料金: Starterプラン 3,000円/月(1ユーザー)
アサイン管理支援ツールfapi紹介ページ

まとめ:アサイン管理ツール・要員管理ツールの導入で炎上案件を回避しよう

従来のエクセル管理から「アサイン管理ツール・要員管理ツール」へ移行することは、プロジェクトの炎上リスクを回避し、組織全体の生産性を向上させる確実なステップです。

ツール導入によって解決できる課題と得られる効果

  • 属人化・意思決定遅延の解消: 最新のリソース情報が可視化され、迅速で最適なアサイン判断が可能に
  • 正確なスキルマッチング: ミスマッチによるプロジェクトの炎上リスクを大幅に軽減
  • 稼働率と粗利率の向上: 余剰リソースや過密稼働を調整し、組織全体の案件収益性を最大化

データ移行が不安な方へのアプローチ

エクセルからの移行作業や現場への定着に不安がある場合は、既存の管理フォーマットをそのままスムーズに移行できる「fapi」のような導入・移行支援に強いツールの選定がおすすめです。

無料デモや無料トライアルを活用し、自社の運用に合った要員管理ツールを試してみましょう。

合わせて読みたい:アサイン管理ツールおススメ6選|現役アサイナーが解説

要員管理ツールに関するよくある質問(FAQ)

Q
要員管理ツールとプロジェクト管理ツールの違いは何ですか?
A

主な違いは「何(誰)を中心に管理するか」にあります。

  • 要員管理ツール(アサイン管理ツール): 「人(メンバー)」軸で管理します。社内人材のスキル、保有資格、現在の稼働率、今後の空き状況を可視化し、適切な案件へのアサインやリソース最適化を行います。
  • プロジェクト管理ツール: 「案件(タスク)」軸で管理します。WBSやガントチャートなどを用いて、プロジェクトの進捗状況、タスクの期日、成果物の管理を行います。
Q
無料トライアルや無料デモで確認しておくべきポイントは?
A

現場での「使いやすさ」と「既存データの移行しやすさ」の2点です。

  • 操作性: マニュアルなしでエンジニアや営業担当が直感的に入力・閲覧できるか
  • 移行の簡便さ: 現在使っているExcelやSpreadsheetのフォーマットをそのまま読み込めるか
  • 権限設定: 役職や部署ごとに表示・編集できる情報の制限ができるか

事前に自社の実データに近いサンプルを入力し、実際の運用イメージを確認することが成功のコツです。

Q
Excel(エクセル)管理からツールへ移行する際の手順や注意点は?
A

既存データの整理(クレンジング)を行い、段階的に移行するのがスムーズです。

  1. データの整理: 重複している人物データや表記揺れ(スキル名やプロジェクト名)を統一・削除する
  2. 移行対象の絞り込み: 「エンジニア情報」「案件情報」「稼働状況」など、移行に必要なデータをリストアップする
  3. データ移行・テスト: CSVインポート機能やベンダーのデータ移行サポートを活用してデータを取り込む

データ移行に不安がある場合は、初期セットアップやデータ移行支援を行っているツールの導入を検討しましょう。

Q
小規模(50名未満)の組織でも要員管理ツールを導入する価値はありますか?
A

はい、導入価値は十分にあります。 50名未満であっても、アサイン管理が特定の管理者に依存(属人化)している場合や、スキル情報の共有不足によるプロジェクトの炎上リスクが存在する場合は、早期のツール導入が有効です。月額数千円程度(1ユーザー数百円〜)から利用できるクラウドツールを活用することで、将来的な組織拡大を見据えた管理体制を低コストで構築できます。