プロジェクトを成功に導くためには、リソースの現状把握と的確な管理が欠かせません。
リソース管理ツールは「ヒト」「モノ」「カネ」などのリソースを管理し、プロジェクトの予実管理や成果予測をサポートします。
この記事では無料で使えるリソース管理ツール6選とメリットやデメリット、特にエクセルやスプレッドシートでアサイン管理を行い限界に感じている方が何を最優先に行う事が良いかを、ITエンジニアを200名以上抱え、日々エンジニアのアサイン管理を25年経験してきて効率化し、アサイン管理ツールを開発・運用している弊社、DXサービス事業推進部 佐々木舞美が解説いたします!
エクセルやスプレッドシートのリソース管理に限界を感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。

詳細は弊社コーポレートサイトをご確認ください

リソース管理とは?

リソース管理とは?

リソース管理とはプロジェクトを円滑に進めるため「ヒト」「モノ」「カネ」といったリソースを最適な配置・管理を行うこと。
プロジェクト遂行にはヒト・モノ・カネ以外にも「情報」「時間」「知的財産」のリソースを含みます。
これらのリソースを適切に配置・管理し、プロジェクトの予実管理や成果予測をサポートするのが「リソース管理ツール」です。
プロジェクトを完遂するためには「リソースは何がどれくらい必要か」を把握する必要があります。
リソース管理ツールはリソース状況を一元管理できるため、スムーズなプロジェクト遂行に欠かせません。
また、仕事の受注率や生産性アップにつながり、リスクマネジメントの強化が可能です。

リソース管理ツールとプロジェクト管理ツールの違い

リソース管理ツールとプロジェクト管理ツールの違い

リソース管理ツールとプロジェクト管理ツールの大きな違いが「プロジェクトの範囲」です。
プロジェクト管理ツールは進捗やスケジュール、案件といったプロジェクトに関わる管理業務を効率化できるツール。
リソース管理ツールは「複数」のプロジェクトを管理できますが、プロジェクト管理ツールは「単体」しか管理できません。
プロジェクトの範囲は違いますが、プロジェクトを成功に導くためのツールという目的は同じです。

Excelやスプレッドシートでリソースを管理するメリット・デメリット

リソースを管理するメリット・デメリット

Excelやスプレッドシートでリソース管理するメリット

無料テンプレートが豊富でコストを抑えられる

Microsoft社をはじめ、インターネット上には複数のリソース管理向けのテンプレートが存在します。
テンプレートを利用すれば、導入・運用コストを抑えられますしカスタマイズも可能です。
人員管理やタスク管理など、プロジェクトの目的や用途にあわせて活用しましょう。

Excelやスプレッドシートでリソース管理するデメリット

リソース管理が属人化する恐れがある

リソース管理の属人化は、Excelやスプレッドシートならではの悩みと言えます。
属人化とは担当者しか対応できない状態を指し、生産性の低さや担当者が不在の際に対応できないなどの事態を招きます。
業務負担の多い担当者は早期離職につながる可能性があり、見過ごせない問題と言えるでしょう。

リソース管理に時間がかかり利益損失につながる

Excelによるリソース管理の最大のデメリットが、利益を損失する可能性があるということです。
リソース管理の項目が多くなれば現状把握やリソース確認に時間がかかり、業務効率が低下します。

スピーディーかつ正確にリソース配置・管理ができなければ、大きな機会損失に直結します。

無料デモ・フリープランのあるおすすめリソース管理ツール6選

無料デモ・フリープランのあるおすすめリソース管理ツール6選

ここでは無料デモ・フリープランのある、おすすめリソース管理ツール6選を紹介します。

  • fapi
  • Backlog
  • Asana
  • Jira
  • Stock
  • Wrike

無料プランを活用して使い勝手やプロジェクトの遂行に必要かどうかを洗い出し、後悔のない選択をしてください。

fapi

人員の細かいスキル情報や他部署との連携により、プロジェクトに最適なリソース配置・管理が行えるリソース管理ツールです。
稼働予実やアサイン調整機能が優れているので、Excelで抱えていた課題を劇的に改善できます。

料金プラン
ミニマム300円/月・人
スタンダード400円/月・人
プレミアム800円/月・人
1か月の無料お試しプランあり(全プラン)

スキル管理・アサイン管理支援ツール fapi の詳細はこちら

Backlog

IT業界だけでなく、製造業や行政でもリソース管理ツールとして導入されています。
ガントチャート機能のおかげで、プロジェクトの進捗状況や納期までの達成率の可視化が可能です。

料金プラン
スターター2,970円
スタンダート17,600円
プレミアム29,700円
プラチナ82,500円
30日間無料お試しあり(全プラン)

Asana

「プロジェクトの期間内完遂度38%向上」「タスク時間34%削減」など、業務効率化を実現するリソース管理ツールです。
ビュー機能(タイムライン、ボード、リスト)により、プロジェクトやタスクのリソース管理を把握・合理化できます。

料金プラン
basic0円/月・人
Premium1,200円/月・人
Business2,700円/月・人

Jira

多機能で柔軟性があり、プロジェクトの内容やニーズにあわせて好きなようにカスタマイズできます。
豊富なテンプレートには「ロードマップで作業進捗を把握」「ソフトウェアのバグの記録を追跡」などが揃います。

料金プラン
Free0円/月・人
Standard920円/月・人
Premium1,810円/月・人

Stock

メッセージ機能を利用した情報のストックやタスク管理、スムーズな情報共有を実現するリソース管理ツールです。
誰でも簡単に使えることを目的としていて「結局誰も使わなくなった」という事態が防げます。

料金プラン
フリープラン無料
ストック51,980円/月
ストック103,480円/月
ストック206,480円/月
ストック3011,400円/月

Wrike

業務内容と進捗の徹底的な見える化、部門を超えたコラボレーションの促進が魅力的です。
多機能で使いこなすのは難しいですが、的確なプロジェクト管理で作業性を向上したい企業におすすめです。

料金プラン
Free$0/月・人
Team$9.80/月・人
Business$24.80/月・人

管理ツールのメリット・デメリット

管理ツールのメリット・デメリット

リソース管理ツールのメリット

属人化がなく誰でも操作できる

専用開発されたリソース管理ツールは、年齢性別問わずパソコンが苦手な人でも使いやすいです。
多くの企業で導入するExcelには、マクロや関数の複雑化した処理のせいで属人化する恐れがあります。
リソース管理ツールでは万が一トラブルが起こっても、電話やメール、チャットなどでサポートしてくれます。

リソース管理の工数を削減できる

リソース管理ツールは最適な人員配置やガントチャート作成、レポート提出などにより、多くの工数を削減できます。
工数を削減できる理由は、スキル管理や予実管理などプロジェクトに必要なリソースを一元管理・共有できるからです。
カスタマイズ性が高いので、入力の負担を軽減したりスピーディーなアサインが実現できたりします。

チームマネジメントを強化できる

リソース管理ツールによる適切な人員配置は、チームマネジメントの強化につながります。
メンバーの個性や意向にフォーカスすることで、モチベーションを高めたり成長機会を後押しできたりします。
プロジェクト進行中にも「仕事の満足度」「業務量のバランス」などを注視し、人材マネジメントの強化を図ってください。

スキル管理・アサイン管理支援ツール fapi の詳細はこちら

リソース管理ツールのデメリット

機能が多い製品は教育に時間がかかる

リソース管理ツールによっては、多機能すぎて使いこなせるまで時間がかかります。
無料で資料を取り寄せたり無料デモを利用したりして、操作に慣れておくことをおすすめします。

【まとめ】リソースを最大限に活用して業務効率化と利益向上を目指そう

リソース管理ツールを最大限に活用すれば、業務効率化と利益向上が実現します。
この記事で紹介したリソース管理ツール6選は以下の通りです。

  • fapi
  • Backlog
  • Asana
  • Jira
  • Stock
  • Wrike

リソース管理の目的は、ムダのない的確なアサインでプロジェクトを成功に導き、利益を生み出すこと。
Excelによる属人化をなくし業務改善を図りたい方は、本記事を参考にして自社にあうツールを導入してください。