ビジネスチャットツールが登場してから、社員の業務負担は大きく減少しています。

電話やメールで返信するよりも便利、と感じている工務店経営者の方は多いのではないでしょうか。

この記事ではチャットとスレッドのメリット・デメリット、おすすめの使い分け方法について解説します。

工務店向けのコミュニケーションアプリもお伝えするので、ビジネスチャットツールの導入を検討している方は参考にしてみてください。

住宅業界・工務店DXコミュニケーションアプリplantable

工務店向けコミュニケーションアプリ比較!機能・関連情報を確認しよう

工務店向けコミュニケーションアプリ比較!機能・関連情報を確認しよう

工務店へ導入するアプリには、チャットをはじめ顧客管理やタスク管理といった機能を求める方は多いでしょう。

ここでは工務店向けにおすすめしたい、コミュニケーションアプリを紹介します。

Google chat

Google chat」はGoogle Workspaceに含まれるテキストチャットツールで、チャットルーム作成機能やスレッド作成機能などを備えます。

スレッドで返信したり引用返信をしたりと、チャットでもっとも大切な「どの投稿に返信したのか」がわかりやすいのが特徴です。

他にも最新情報が瞬時に理解できる設計、データの機密性とセキュリティの確保など、グーグルならではの商品力を併せ持っています。

Microsoft Teams

Microsoft Teams」はチーム(親)とチャネル(子)という階層構造で構成され、スレッドを立てて会話を展開できます。

チャットにはURLリンクやファイルの添付が可能で、絵文字やGIFを使って返信することもできます。

他にもチャットでメッセージの保存・検索・削除ができるなど、日々の業務の利便性を高める機能が満載です。

workplace

workplace」はOffice 365やGoogle Workspace、ZOOMなどあらゆるツールを統合して、業務工数の削減に貢献するツールです。

UIがFacebookに近いので「チャットツールを浸透させたい」「シンプルな操作性・表示形式を探している」という方におすすめできます。

Chatwork

ChatWork」は老若男女問わず使える、シンプルさが特徴のビジネスチャットツールです。

チャット機能では「マイチャット」「ダイレクトチャット」「グループチャット」の3種類のチャットを用意しており、必要に応じて使い分けができます。

マイチャット自分だけが見られるチャットルームを作成しメモやタスク管理に活用できる
ダイレクトチャット個人間で利用できるチャットルームで情報漏洩リスクを抑えられる
グループチャット部署やチームなどでやり取りを行う場合に役立つ

また、フリープランを設定しているので気軽に始めやすいところもメリットです。

Slack

Slack」はスレッド表示機能に優れており、数時間前に送られてきた自分宛のメッセージにも個別で返信が可能です。

この機能のおかげで「チャット全体の流れを遮らない」「チャット内でメンションする必要がない」といったメリットが生まれます。

他にもビデオ通話やToDoリスト作成、スケジュール管理ツールとの連携など多彩な機能を備えています。

Webex

特にセキュリティ面が優れており、秘匿性の高いWeb会議を安心して開催することができます。

Webex」は、グローバル市場で53%のシェアを誇るWeb会議ツールです。

ビジネスチャットにももちろん対応し、業務に関するスペースを作成することで会議の最中でもチームと簡単につながれます。

LINE WORKS

LINE WORKS」はビジネス版LINEです。

LINEの便利さをそのまま引き継ぎLINEと比べて「国際認証」などセキュリティ対策の内容が具体的に記されているため、情報漏えいなどの危険性が低いと言えます。

つながる家づくり‐plantable‐

つながる家づくり‐plantable‐」は工務店と共同開発した工務店専用のコミュニケーションアプリです。

スレッド形式のやり取りができる為、細かい要望管理に最適です。

「言った言わない」を防いだり、打ち合わせ工数を削減したり工務店の業務に特化した機能が充実しています

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チャット(chat)形式とは?

チャット(chat)形式とは?

チャット形式とはまるで会話をしているように、リアルタイムでメッセージのやり取りを行う方法です。

短い文章で頻繁にやり取りを行うのが一般的で、一対一だけではなく一対多人数で会話することもあります。

本来、英語の「chat」には、おしゃべりや雑談という意味があります。

送信したメッセージはチャット上に表示され続けるため、メールと違って「どこまで話たっけ?」という事態にはなりません。

昨今は数多くのチャットツールがリリースされており、さまざまな業界や企業で導入が進んでいます。

スレッド(thread)形式とは?

スレッド(thread)形式とは?

スレッド形式とは、一つの議題を決めてその議題について会話を続ける方法です。

スレッドはチャットという枠組みの中の一つで、スレッドを立ててから展開されます。

工務店の場合は「○月×日の来場イベントについて」という議題(件名)を作成してから、スレッドを立てるのが一般的です。

スレッド内では「何時から何時まで開催するか」「来場プレゼントは何にするのか」など、議題に関する意見出しを行います。

会話の軸がしっかりと定められているので、会話がブレにくくスムーズに進行するでしょう。

また、特定のメンバーをスレッドに参加させることで、参加者以外へ通知が届かないというメリットがあります。

スレッドの会話の続きに興味がない場合は、設定画面から返信の通知をオフにすることも可能です。

チャット形式を導入するメリット・デメリット

チャット形式を導入するメリット・デメリット

チャット形式のメリット・デメリットを簡単にまとめたので、導入の参考にしてみてください。

【チャット形式のメリット】
メッセージを瞬時に相手に届けられる
場所や時間を問わずコミュニケーションが取れる
コミュニケーションが活発化する
スムーズに情報を共有できる
やり取りをまとめて表示できるのでこれまでのやり取りを把握しやすい
【チャット形式のデメリット】
重要なメッセージが埋もれる可能性がある
対面コミュニケーションが減少する
会話がダラダラと長引く可能性がある
情報量が多くなり本題がわかりにくくなる

スレッド形式を導入するメリット・デメリット

スレッド形式を導入するメリット・デメリット

スレッド形式のメリット・デメリットを簡単にまとめたので、導入の参考にしてみてください。

【スレッド形式のメリット】
メッセージを瞬時に相手に届けられる
場所や時間を問わずコミュニケーションが取れる
好きなタイミングで会話に参加できる
話が混同しないので内容が理解しやすい
やり取りをまとめて表示できるのでこれまでのやり取りを把握しやすい
【スレッド形式のデメリット】
スレッドを立てたりタイトルを決めたりする必要がある
対面コミュニケーションが減少する

普段のプライベートなどの利用にはチャット形式がおススメ

普段のプライベートなどの利用にはチャット形式がおススメ

プライベートの会話や他愛のない雑談を楽しみたい時は、チャット形式がおすすめです。

LINEのようにテンポよくメッセージのやり取りを行えるため、快適かつストレスがありません。

チャット形式はスピーディーなコミュニケーションが可能で、連絡に時間がかかりにくいところが優れています。

また、重要な会話に固定機能やリンク機能を使うことで、途中から参加した人でも迷子にならずに済みます。

決めごとなど重要事項の相談は振り返りしやすいスレッド形式がおススメ

決めごとなど重要事項の相談は振り返りしやすいスレッド形式がおススメ

重要事項の決め事は、振り返りのしやすいスレッド形式がおすすめです。

作成されたスレッドは話題が決まっており、検索や振り返りがしやすいというメリットがあります。

チャット形式にも検索機能はありますが、関係のない答えが表示されることも多いのではないでしょうか。

一つの話題や重要度の高い話題を深掘りしたい時は、スレッド形式を使うことをおすすめします。

『言った言わない』をなくすコミュニケーションアプリつながる家づくり‐plantable‐

つながる家づくりplantable_紹介動画

「plantable」は、家づくりで起こる『言った言わない』問題をなくすために開発された、工務店向けメッセンジャーアプリです。

工務店と顧客間の連絡や要望を「図面」と連動させられるので、どの場所についての話題かが明確になり、認識のズレを防ぐことができます。

話題は「検討中」「対応済み」「見送り」に分類され、スレッド形式のように話が混同しないのがメリットです。

また「連絡未返信」などのお知らせ機能により、返信の遅延や対応遅れを防ぐこともできます。

顧客(施主様)の利用は、ユーザー数に制限がなく料金もかかりません。

無料で資料をダウンロードすることもできるので、自社に機能がマッチするかご覧になってみてください。

住宅業界・工務店DXコミュニケーションアプリplantable

記事まとめ

今回はチャットとスレッドのメリット・デメリット、おすすめの使い分け方法について解説しました。

チャット・スレッドで返信することに慣れると、あまりの便利さに驚かされるはずです。

コミュニケーションアプリを導入する際は、この記事を参考にして自社の求める機能があるかどうかを確認してみてください。

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