ITエンジニアや社員のスキル管理ツールfapi(ファピー)を提供する株式会社エフ・ディー・シーのDXサービス事業推進部 佐々木舞美が、fapiの機能を徹底解説します。
fapiは、スキル管理・アサイン管理・要員検索から業務経歴表の出力までを1つのツールで完結できるクラウドサービスです。「fapiで何ができるの?」「Excel管理の課題を解決できる?」という方に向けて、主要機能を業務の流れに沿って紹介しますので、自社との相性を見極める参考にしてください。
fapiとは?スキル管理とアサイン管理を一体で行えるツール
fapiは、社員のスキル・業務経験・プロジェクトのアサイン状況を一元管理できるクラウドサービスです。「あの技術に詳しいのは誰か」「今、手が空いているメンバーはいるか」といった現場の疑問に、データですぐ答えられる状態をつくります。
システム開発やSESを長年手がけてきた当社が、自社の課題解決のために開発したツールのため、機能は現場の実務に即した設計になっています。
次のような課題の解決に役立ちます。
- スキル情報がExcelや個人の記憶に分散している
- アサイン検討のたびに人材情報を探し直している
- 業務経歴表の作成・更新に時間がかかっている
- スキルの偏りや育成課題を把握しにくい
fapiの主な機能は次のとおりです。それぞれ詳しく見ていきましょう。
| 機能カテゴリ | できること |
|---|---|
| スキル管理 | 管理項目の自由設定、スキルツリー、スキルマップ |
| アサイン管理 | 案件情報とアサイン状況・空き工数の一元管理 |
| 要員検索 | 検索シーンの保存・共有、スコアリング検索 |
| 提案支援 | 業務経歴表のExcel出力、個人情報のマスク出力 |
| 分析・管理 | レポート・グラフ化、権限設定、API連携 |
fapiのスキル管理機能
fapiの中核となるのが、社員のスキル情報を管理する機能です。ここでは、スキル管理を支える2つの特徴を紹介します。
管理項目を自社に合わせて自由に設定できる
fapiの大きな特徴は、管理項目の自由度です。スキル分類や社員情報の項目は、自社の事業や技術構成に合わせてすべて自由に設定できます。
これまでExcelで管理してきた項目や登録情報をそのまま引き継げるため、既存の運用を大きく崩さずに移行できます。「Excel管理はやめたいけれど、自分たちのフォーマットは崩したくない」という企業でも導入しやすい設計です。
スキルツリーとスキルマップで見える化できる
スキル情報はツリー形式で体系的に登録でき、保有スキルを整理しやすくなります。スキルマップとして一覧化すれば、個人の強みだけでなく、組織全体の技術バランスや不足領域も把握できます。
登録した情報は社員自身で更新できるため、情報を登録して終わりではなく、最新の状態を保ちやすい点もポイントです。教育計画や配置検討の土台となるデータが自然と蓄積されていきます。
fapiのアサイン管理・要員検索機能
fapiは、スキル管理だけでなくアサイン管理にも対応しています。スキルと稼働状況をひとつながりで扱えるため、要員配置の検討がスムーズになります。
案件情報とアサイン状況を一元管理
案件情報とアサイン状況はリアルタイムで管理でき、進行中の体制や今後の稼働予定を見ながら要員配置を検討できます。
社員の空き工数も登録・確認できるため、「来月から動ける人材は誰か」という視点で候補者を探せます。クラウドサービスのため外出先や客先からも情報を確認でき、アサイン状況の把握に時間がかかっている企業ほど効果を実感しやすい機能です。
検索シーンとスコアリング検索で候補者探しを効率化
要員検索では、登録したすべてのデータを検索条件に利用できます。スキル・経験・稼働予定など複数の条件を組み合わせ、最適な要員をスコア順に抽出するスコアリング検索にも対応しています。
よく使う検索条件は「検索シーン」として保存し、ほかのユーザーと共有できます。検索シーンごとに利用できる権限や部門を制限することもできるため、個人情報に配慮しながら検索業務を効率化できます。
たとえば、検索シーンには検索初期値を設定し、固定化することも可能です。「ログインしたユーザーの所属部門を検索初期値にする」といった設定もできるため、部門ごとの検索業務にもフィットします。
fapiの業務経歴表出力・提案支援機能
fapiには、営業提案や案件対応を支える機能も備わっています。代表的なのが、業務経歴表のExcel出力機能です。アサイン情報から業務経歴が自動で登録されるため、経歴表を手作業で更新する手間を減らせます。
出力時には個人情報をマスクできるため、顧客への提案時にも安心して候補人材の情報を提示できます。スキル情報・アサイン情報・業務経歴表が分断されずにつながることで、提案準備の手戻りを減らせる点がfapiの強みです。営業と現場の情報連携に課題がある企業に、特におすすめの機能です。
fapiの可視化・権限管理・API連携機能
fapiでは、蓄積したスキルやプロジェクトの情報を集計し、表やグラフとして可視化できます。保有スキルの分布や得意分野の偏りをデータで確認できるため、育成対象の洗い出しに役立つほか、経営分析や教育、ISO対応にも活用できます。
権限管理も実務向けの設計です。ユーザーごとに管理項目の表示・非表示や編集可否を設定できるため、人事・営業・現場責任者など、立場ごとに見せる情報を分けて運用できます。
さらに、fapi Ver3.0からはAPI連携機能が追加されました。既存の人事システムなどの外部ツールとデータ連携することで、社員データやプロジェクト情報の更新を自動化し、手作業による入力の手間を削減できます。既存システムを活かしながら運用を整えたい企業は、ぜひご相談ください。
安心して利用できるセキュリティとサポート体制
fapiはAWS上に構築されており、暗号化・アクセス制御・監査ログといったセキュリティ機能を活用しています。提供元である当社は、ISO9001(品質)、ISO27001(情報セキュリティ)、JIS Q 15001(個人情報保護)の認証を取得しており、社員の大切な情報を扱う基盤づくりに力を入れています。
また、専任のサポートチームが平日10:00〜17:00に対応し、運用改善や機能面の相談など定期的な面談も実施しています。機能を導入して終わりではなく、活用が定着するまで伴走できる体制です。
fapiの機能が活きる企業
fapiの機能構成が特に活きるのは、エンジニアや専門人材のスキル・経験・稼働状況を日常的に把握したい企業です。IT企業やSES企業はもちろん、専門性に応じた人材配置を最適化したい組織にも適しています。
また、Excel運用を完全に捨てるのではなく、自社の管理項目を引き継ぎながらクラウド化したい企業にも向いています。管理項目を自由に設定できるfapiなら、既存のフォーマットや管理ルールを活かした移行が可能です。
導入を検討する際は、「誰が・何の目的で使うのか」を整理しておくと、重視すべき機能や運用設計が明確になります。スキルの見える化を重視するのか、アサインの最適化まで視野に入れるのか、自社の課題と照らし合わせて確認してみてください。
まとめ:fapiの機能全体像は公式サイトでチェック
fapiは、スキル管理、アサイン管理、要員検索、業務経歴表出力、レポートによる可視化、権限管理、API連携までを一連で支えるツールです。情報を蓄積するだけでなく、そのまま配置判断や提案業務に活かせる点が大きな特徴です。
公式サイトでは、各機能の詳細に加えて、実際にExcel管理から移行した企業の導入事例も紹介しています。fapiの機能が自社の課題に合うかどうか、ぜひ確かめてみてください。
アサイン管理ツール fapiの5つの特徴を紹介
