タスク管理、ツール、無料の選択にお悩みではありませんか。
ITエンジニアや社員のスキル管理ツールfapi(ファピ)を提供する株式会社FDCの佐々木舞美が無料プランでも使える高機能なツールから、有料プランで本格的な業務管理が可能なツールまで、それぞれ3つずつご紹介します。各ツールの料金体系や主な機能、メリット・デメリットを詳しく解説しますので、あなたのチームに最適なツール選びの参考にしてください。
タスク管理ツールとは何か
タスク管理ツールとは、個人やチームで抱える業務やプロジェクトのタスクを効率的に整理・管理するためのソフトウェアです。従来のExcelやメモ帳による管理と比べて、進捗状況の可視化やメンバー間での情報共有が容易になります。
2025年現在、タスク管理ツールは単なるToDoリストの機能を超えて、プロジェクト管理、チームコラボレーション、レポート作成など、多様な機能を備えています。クラウドベースのツールが主流となり、場所やデバイスを問わずアクセスできることも大きな特徴です。
タスク管理ツールの主な機能
現代のタスク管理ツールには、以下のような機能が標準的に搭載されています。
- タスクの作成・編集・削除機能
- 期限設定とリマインダー通知
- 優先度やラベルによる分類
- メンバーへのタスク割り当て
- 進捗状況の可視化(ガントチャート、カンバンボードなど)
- ファイル添付とコメント機能
- 他のツールとの連携(カレンダー、チャットツールなど)
タスク管理ツールを導入するメリット
タスク管理ツールを導入することで、以下のようなメリットが得られます。
- 業務の見える化:チーム全体のタスク状況が一目で把握でき、抜け漏れを防止できます
- コミュニケーションの効率化:タスクごとにコメントや情報を集約でき、メールや会議の回数を削減できます
- 生産性の向上:優先順位が明確になり、重要な業務に集中できます
- 進捗管理の簡素化:自動的に進捗レポートが生成され、マネジメント業務が効率化されます
タスク管理ツールの選び方のポイント
適切なタスク管理ツールを選ぶためには、いくつかの重要なポイントがあります。チームの規模や業務内容に合わせて、以下の観点から検討することをおすすめします。
チーム規模と利用人数
無料プランでは利用できる人数に制限があるツールが多いため、現在のチーム規模だけでなく、将来の拡張性も考慮する必要があります。小規模チーム向けのツールと、大規模組織に対応したエンタープライズ向けツールでは、機能や価格体系が大きく異なります。
必要な機能の洗い出し
基本的なタスク管理機能だけで十分なのか、ガントチャートやカンバンボードなどの視覚化機能が必要なのか、事前に確認しましょう。また、外部ツールとの連携機能やレポート作成機能など、業務に応じた機能要件を明確にすることが重要です。
予算と費用対効果
無料プランで始められるツールも多数ありますが、機能制限がある場合がほとんどです。有料プランの料金体系を確認し、月額課金か年額課金か、ユーザー単位の課金なのかプロジェクト単位の課金なのか、しっかり把握しましょう。
操作性とUIの使いやすさ
どれだけ機能が豊富でも、操作が複雑で使いにくければ定着しません。直感的に操作できるインターフェースかどうか、無料トライアルなどで実際に試してみることをおすすめします。
セキュリティとデータ管理
ビジネス利用においては、データの安全性が非常に重要です。二段階認証の有無、データのバックアップ体制、プライバシーポリシーなどを確認しましょう。
無料で使えるおすすめタスク管理ツール3選
ここでは、2025年現在、無料プランでも充実した機能を利用できるタスク管理ツールを3つご紹介します。それぞれの特徴や機能を詳しく解説しますので、無料で始めたい方はぜひ参考にしてください。
Trello(トレロ)- カンバン方式で視覚的に管理

Trelloは、アトラシアン株式会社が提供するカンバン方式のタスク管理ツールです。ボード、リスト、カードという3つの要素でタスクを視覚的に管理できることが最大の特徴です。
Trelloの主な機能
- 最大10枚のボードを作成可能(無料プラン)
- 無制限のカード作成
- 10人までのコラボレーター
- 添付ファイルサイズ:10MBまで
- 月250回までの自動化コマンド実行
- Power-Up(連携機能)へのアクセス
- モバイルアプリ対応
Trelloのメリット
- 直感的なドラッグ&ドロップ操作で初心者でも使いやすい
- 視覚的にタスクの進捗状況を把握できる
- 豊富なテンプレートが用意されている
- 様々な外部ツールと連携可能
Trelloのデメリット
- 無料プランではボード数が10枚までに制限される
- ガントチャート機能は有料プランのみ
- 高度な自動化には有料プランが必要
- 大規模プロジェクトには機能が不足する場合がある
Trelloは小規模チームや個人でのタスク管理に最適で、視覚的な管理を重視する方におすすめです。
Todoist(トゥドゥイスト)- シンプルで高機能

Todoistは、個人からチームまで幅広く使える、世界中で人気のタスク管理ツールです。シンプルなインターフェースながら、強力な機能を備えています。
Todoistの主な機能
- 最大5件までのプロジェクト作成(無料プラン)
- 無制限のタスク作成
- 基本的なリマインダー機能
- ラベルとフィルター機能
- 優先度設定
- マルチプラットフォーム対応(iOS、Android、Web、デスクトップ)
- カレンダー連携
Todoistのメリット
- シンプルで洗練されたインターフェース
- 自然言語でのタスク入力が可能
- 繰り返しタスクの設定が簡単
- 生産性を可視化するカルマ機能
- 多言語対応
Todoistのデメリット
- 無料プランではプロジェクト数が5件までに制限
- カスタムリマインダーは有料プランのみ
- コメント機能や添付ファイル機能は制限あり
- AI Assistant機能は有料プランのみ
Todoistは個人のタスク管理やGTD(Getting Things Done)手法を実践したい方に特におすすめです。
Microsoft To Do – Office365との連携に強み

Microsoft To Doは、Microsoftが提供する完全無料のタスク管理ツールです。Microsoftアカウントがあれば誰でも利用でき、Office365製品との連携に優れています。
Microsoft To Doの主な機能
- 完全無料で利用可能
- 無制限のタスクとリスト作成
- 「今日の予定」機能で1日のタスクを整理
- サブタスク(ステップ)機能
- 期限とリマインダー設定
- ファイル添付機能
- Outlook、Teams、Plannerとの連携
- マルチデバイス同期
Microsoft To Doのメリット
- 完全無料で機能制限なし
- Microsoftエコシステムとシームレスに連携
- シンプルで使いやすいインターフェース
- Outlookのタスクと同期可能
- 繰り返しタスクの設定が簡単
Microsoft To Doのデメリット
- チームコラボレーション機能が弱い
- プロジェクト管理機能は限定的
- カンバンボードやガントチャートはない
- カスタマイズの自由度が低い
Microsoft To DoはMicrosoft製品を日常的に使用している個人やチームに最適で、特にOutlookユーザーにおすすめです。
無料タスク管理ツール比較表
| ツール名 | 提供会社 | 無料プランの主な機能 | ユーザー数制限 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Trello | アトラシアン株式会社 | 最大10ボード、無制限カード、月250回の自動化 | 10人まで | カンバン方式で視覚的 |
| Todoist | Doist | 最大5プロジェクト、無制限タスク、基本リマインダー | 制限なし(個人利用向け) | シンプルで高機能 |
| Microsoft To Do | Microsoft | 無制限タスク・リスト、Office365連携 | 制限なし | 完全無料、Microsoft製品と連携 |
※料金や機能の詳細は各公式サイトでご確認ください。情報は2025年12月時点のものです。
有料でおすすめのタスク管理ツール3選
無料ツールでは物足りない、本格的なプロジェクト管理や高度な機能が必要な場合は、有料ツールの導入を検討しましょう。ここでは、2025年現在、ビジネスシーンで高い評価を得ている有料タスク管理ツールを3つご紹介します。
Asana(アサナ)- 多機能で直感的なUI

Asanaは、多機能ながらも直感的に使えるUIが特徴のタスク管理ツールです。チームメンバーのタスク状況を俯瞰して確認できる機能が充実しています。
Asanaの料金プラン
- Personal(無料):最大10人まで、基本的なタスク管理機能
- Starter:月額1,200円/ユーザー(年間契約時)、タイムライン機能、カスタムフィールド
- Advanced:月額2,700円/ユーザー(年間契約時)、ゴール機能、ポートフォリオ管理
- Enterprise/Enterprise+:カスタム見積もり、高度なセキュリティとサポート
Asanaの主な機能
- タイムライン(ガントチャート)機能
- カンバンボード、リスト、カレンダーなど複数のビュー
- ゴール設定と進捗トラッキング
- ポートフォリオ管理
- 高度なレポート機能
- 100以上のアプリとの連携
- カスタムフィールドとテンプレート
Asanaのメリット
- 直感的で美しいインターフェース
- 柔軟なプロジェクト管理が可能
- 豊富なテンプレートライブラリ
- 強力な検索とフィルター機能
- 充実したモバイルアプリ
Asanaのデメリット
- 高度な機能を使いこなすには学習コストがかかる
- 無料プランでは重要な機能が制限される
- 料金が比較的高め
- 日本語サポートが限定的な場合がある
Asanaは中規模から大規模なチームでの複雑なプロジェクト管理に最適です。
Backlog(バックログ)- 日本発の多機能ツール

Backlogは、株式会社ヌーラボが提供する日本製のプロジェクト管理ツールです。タスク管理、バグ追跡、バージョン管理、Wiki機能など、開発プロジェクトに必要な機能を網羅しています。
Backlogの料金プラン
- フリー:無料、ユーザー数10人まで、プロジェクト数1つまで
- スターター:月額2,970円、ユーザー数30人まで、プロジェクト数5つまで
- スタンダード:月額17,600円、ユーザー数無制限、プロジェクト数100まで
- プレミアム:月額29,700円、全機能利用可能、プロジェクト数無制限
- プラチナ:月額82,500円、高度なセキュリティ機能
Backlogの主な機能
- 課題管理(タスク管理)機能
- ガントチャートとバーンダウンチャート
- Git/Subversionリポジトリ
- Wiki機能
- ファイル共有機能
- カスタムフィールド
- モバイルアプリ対応
Backlogのメリット
- 日本語対応が完璧で日本企業に最適
- 開発プロジェクトに必要な機能が一つに統合
- 視覚的なガントチャートで進捗把握が容易
- 充実したWiki機能で情報共有が簡単
- 日本語サポートが手厚い
Backlogのデメリット
- 料金体系がスペース課金制で複雑
- 小規模チームには機能が多すぎる場合がある
- UIがやや古めかしい
- 海外ツールとの連携が弱い
BacklogはIT企業や開発チーム、日本語環境を重視する企業に特におすすめです。
Wrike(ライク)- AI活用で工数管理に強み

Wrikeは、Googleをはじめとする国内外の2万社以上で導入されているプロジェクト管理ツールです。AI を活用した工数管理機能に強みを持っています。
Wrikeの料金プラン
- Free:無料、ユーザー数無制限、タスク数200件まで
- Team:月額1,080円/ユーザー、2名以上25名まで、ガントチャート利用可能
- Business:月額2,340円/ユーザー、5名以上200名まで、高度なレポート機能
- Enterprise:カスタム価格、無制限ユーザー、専任サポート
- Pinnacle:カスタム価格、エンタープライズ機能+AI機能
Wrikeの主な機能
- AI搭載のスマートタスク管理
- カスタマイズ可能なダッシュボード
- ガントチャートとカンバンボード
- タイムトラッキング機能
- リソース管理
- 高度なレポートと分析機能
- 400以上のアプリとの連携
Wrikeのメリット
- AIを活用した効率的な工数管理
- 高度なカスタマイズが可能
- リアルタイムのコラボレーション機能
- 柔軟なワークフロー設定
- 詳細なレポート機能
Wrikeのデメリット
- 多機能すぎて初心者には難しい
- 料金がやや高め
- 日本語対応が不完全な部分がある
- モバイルアプリの機能が限定的
Wrikeは大規模プロジェクトや複数部門での工数管理が必要な企業におすすめです。
有料タスク管理ツール比較表
| ツール名 | 提供会社 | 基本プラン料金 | 主な特徴 | 適したチーム規模 |
|---|---|---|---|---|
| Asana | Asana, Inc. | 月額1,200円/ユーザー〜 | 多機能で直感的なUI、豊富な連携 | 中〜大規模 |
| Backlog | 株式会社ヌーラボ | 月額2,970円〜 | 日本製、開発プロジェクトに最適 | 小〜大規模 |
| Wrike | Wrike Japan株式会社 | 月額1,080円/ユーザー〜 | AI活用、工数管理に強み | 中〜大規模 |
※料金は年間契約時の価格です。詳細な料金や機能については各公式サイトでご確認ください。不明な点は公式サイトへお問い合わせください。情報は2025年12月時点のものです。
タスク管理ツール選びの実践的なアドバイス
ここまで無料・有料のツールをそれぞれ3つずつご紹介しましたが、実際にツールを選ぶ際のポイントをいくつかお伝えします。
まずは無料プランでトライアル
多くのツールが無料プランや無料トライアル期間を提供しています。いきなり有料プランを契約するのではなく、まずは無料で試してみて、チームに合うかどうか確認することが重要です。実際に使ってみないとわからない操作性やチームとの相性があります。
段階的な導入を検討する
組織全体でいきなり新しいツールを導入すると、混乱が生じる可能性があります。まずは小さなチームやプロジェクトで試験的に導入し、成功事例を作ってから段階的に拡大していく方法がおすすめです。
既存ツールとの連携を確認
すでに使用しているメールクライアント、カレンダー、チャットツールなどとの連携が可能かどうかを確認しましょう。シームレスな連携ができれば、業務効率が大幅に向上します。
将来の拡張性を考慮する
現在のチーム規模や必要な機能だけでなく、将来的な成長や機能追加の可能性も考慮してツールを選びましょう。プランのアップグレードが柔軟にできるツールを選ぶと安心です。
タスク管理だけに加えスキル管理にも現在注目が集まっています

タスク管理ツールでプロジェクトの進行を効率化することは重要ですが、2025年現在、スキル管理にも大きな注目が集まっています。特にITエンジニアを多く抱える企業では、メンバーのスキルを適切に把握し、最適なプロジェクトにアサインすることが、プロジェクト成功の鍵となります。
タスク管理と並行して、チームメンバーのスキルや経験を体系的に管理することで、より効果的な人材配置と育成計画が可能になります。
株式会社FDCが提供する「fapi(ファピ)」は、ITエンジニアや社員のスキル管理に特化したツールです。エンジニアのスキルを可視化し、プロジェクトへの最適なアサインを支援します。20年以上のシステム開発実績を持つ専門家が開発したツールで、ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2022を受賞しています。
スキル管理についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください:スキル管理とは?メリット・デメリットを徹底解説
タスク管理ツールと併用することで、プロジェクトの進捗管理と人材のスキル管理を統合的に行い、組織全体の生産性向上を実現できます。
まとめ
本記事では、2025年最新のタスク管理ツールについて、無料・有料それぞれ3つずつご紹介しました。
無料ツールまとめ:
- Trello:カンバン方式で視覚的、小規模チームに最適
- Todoist:シンプルで高機能、個人のタスク管理に最適
- Microsoft To Do:完全無料、Microsoft製品ユーザーに最適
有料ツールまとめ:
- Asana:多機能で直感的、中〜大規模プロジェクトに最適
- Backlog:日本製で開発向け、IT企業に最適
- Wrike:AI活用、大規模な工数管理に最適
タスク管理ツールの選択は、チームの規模や業務内容、予算に応じて慎重に行うことが重要です。まずは無料プランやトライアルで実際に試してみて、チームに最適なツールを見つけてください。
また、タスク管理と併せて、スキル管理にも目を向けることで、より効果的な組織運営が可能になります。ITエンジニアのスキル管理にお悩みの方は、ぜひfapiをご検討ください。
適切なツールを導入することで、チーム全体の生産性向上と、プロジェクトの成功率アップを実現しましょう。
