日々の業務を抜け漏れなく遂行するためにも、タスク管理は欠かせません。
タスク管理には無料でできるツールが多数存在しますが、注意点や選び方にコツがあります。
この記事では個人・法人利用におすすめしたい、無料タスク管理ツール20選を紹介します。
選び方のポイントも解説するので、正確かつ確実に業務を遂行したい方は参考にしてみてください。
無料でタスクを管理できる?

結論からいうと、タスク管理は無料で利用でき、エクセルやグーグルを導入していれば追加コスト不要でタスクを管理できます。
エクセルの場合はテンプレートも無料なので、タスク管理表を作成する手間や時間を大幅にカットできるでしょう。
一部のタスク管理ツール・アプリでも、無料でタスク管理ができます。
当記事では個人・法人向けに、無料おすすめタスク管理ツールも紹介しているので、自社に合ったものを探してみてください。
Excelでタスクを管理するデメリット・リスクは?
Excelでタスク管理をする際は、以下の点に注意してください。
- リアルタイムで同時編集・共有ができない
- 属人化の恐れがある
- 部署・チームごとにフォーマットが統一されていない
- 入力ミス・漏れに気づきにくい
- データが最新かわからず正確性に欠ける
Excelは多人数あるいは大規模のプロジェクトになるほど、上記の問題が起こりやすくなります。
無料でタスク管理ができるのは魅力的ですが、デメリット・リスクに備えるなら無料のタスク管理ツール・アプリを検討してみてください。
タスク管理ツールにおける5つの選び方

無料のタスク管理ツールを選ぶ際は、以下のポイントに注目しましょう。
- セキュリティ対策がされているものを選ぶ
- チームや社内への共有機能から選ぶ
- サポートの充実度で選ぶ
- 操作性の良さから選ぶ
- 有料に移行しても低コストで運用できるツールを選ぶ
ツールによっては、無料でも有料版と同様の機能が使えます。
初めてタスク管理ツールを導入する方は、無料トライアルで操作性やセキュリティ、サポート体制を確認するのがおすすめです。
個人利用におすすめの無料タスク管理ツール10選
Excel
Excelはカスタマイズ性が高く、マクロを使って定型業務を自動化したり、関数でタスクの進捗率を自動計算したりできます。
プロジェクトやチームが大規模になると、属人化や動作が重くなるなどの問題が起こりやすいですが、個人で利用するぶんには十分といえるでしょう。
Microsoft To Do
Microsoft To DoはPC・WEBブラウザ・スマホアプリから利用できる、無料のタスク管理アプリです。
タスクの細分化やリマインダー機能を設定すれば、タスクの抜け漏れを防止できます。
Googleカレンダー
GoogleカレンダーはiPhoneやAndroidでも利用でき、すでに使い慣れている方も多いでしょう。
多くのタスク管理ツールと連携可能で、こまめにタスクを確認したい方にもおすすめです。
Google ToDoリスト
Google ToDoリストは無料で使えるタスク管理ツールで、他のGoogleのソフトとシームレスに連携できます。
シンプルなデザインと使いやすさを両立していて、初めてタスク管理を行う方におすすめです。
Any.do
Any.doは、個人のタスクからチームの作業、プロジェクトまでを一か所で管理するTodoリストです。
4,000万人以上に信頼され、シンプルで美しいデザインと使いやすさが特徴です。
Todoist
Todoistは、世界4,200万人以上の個人とチームが利用する、人気のタスク管理・ToDoリストアプリです。
ToDoリストを自動で整理して、余計な情報を非表示にする機能が便利で、目の前のタスクに集中できます。
Evennote
Evennoteは、ノート・ToDo・スケジュールを一箇所で管理できるメモアプリです。
スタック機能でノートをまとめておけば、読み返しや情報の整理がしやすくなります。
Notion
Notionはタスク管理をはじめ社内Wikiやスケジュール管理など、あらゆる機能を集約しています。
AIによる文章の作成や翻訳、検索のアシスト機能を活用して、さらなる業務効率化を目指しましょう。
タスクペディア
タスクペディアはアプリのダウンロードが不要で、スマホやパソコンからブラウザ経由で利用できるタスク管理ツールです。
公式サイトではスタートアップセミナーや仕事術を多数公開しているので、参考にしてみてください。
Lifebear
Lifebearは効率的にスケジュール管理やToDo管理ができる、日本最大級のクラウド型電子手帳サービスです。
無料プランでは過去1年分の情報を検索して、次のタスクやプロジェクトに活かすことができます。
法人利用におすすめの無料タスク管理ツール10選

jooto
jootoは株式会社PR TIMESが提供する、タスク・プロジェクト管理ツールです。
ドラッグ&ドロップの視覚的・直感的な操作が可能で、チームに導入しても自然と使いこなせるようになります。
Trello
Trelloはボードとカードを使ってタスクを可視化する、タスク管理ツールです。
Chromeの拡張機能を使えば予定時間と稼働時間の際を簡単に算出できるので、プロジェクトやチームの規模が大きい企業におすすめです。
Asana
Asanaは単純作業や反復作業を自動化するプログラムを備えた、タスク管理ツールです。
ビュー機能(タイムライン、ボード、リスト)を利用すれば、プロジェクトやタスクの進捗状況を把握・合理化できます。
Backlog
Backlogはサービス継続率98.8%(2023年12月末時点)を誇る、プロジェクト・タスク管理ツールです。
30日間の無料トライアルがありますが、有料プラン移行後もユーザー数で料金が変動しないので安心して利用できます。
CrewWorks
CrewWorksはタスク管理やプロジェクト管理、ビジネスチャットなどを備えたビジネスコミュニケーションツールです。
タスク管理ではタスクの更新履歴やチャットの内容、添付されたファイルを一画面で確認できるので、タスク完了までの流れを簡単に把握できます。
Redmine
Redmineは無料で使えるプロジェクト管理ソフトウェアで、定期的な新機能の追加により使い勝手を高めています。
コミュニケーションにも力を入れていて、Slackのワークスペースでは参加者同士で気軽に情報収集や相談ができます。
Wrike
Wrikeは400以上の外部ツールと連携可能で、スマホ向けの専用アプリも無料で提供しています。
業務内容と進捗を徹底的に見える化し、作業効率を最大化できます。
Stock
無料で使えるStockは、IT知識がない人でも簡単に操作できるシンプルな操作性が魅力です。
複雑で高度な情報共有ツールではなく、「チームの情報共有のハードルをとにかく下げたい!」という方におすすめです。
Brabio!
Brabio!はエクセルの10倍の速さでガントチャートを生成できる、初心者向けのタスク管理ツールです。
また、Googleをセキュリティーの基盤にしているので、安心してクラウドに保管できます。
Taskworld
Taskworldは「仕事の漏れをゼロに」を明言する、世界基準のタスク・プロジェクト管理ツールです。
ガントチャートやカレンダーなどさまざまな表示形式を組み合わせて、最新状況を瞬時・多角的にチェックできます。
まとめ
この記事では個人・法人におすすめする無料タスク管理ツールを、10個ずつ合計20選紹介しました。
タスク管理は、Excel以外にも無料かつ高機能なツールが多数揃っています。
無料のタスク管理ツールを選ぶ際は、以下のポイントに注目しましょう。
- セキュリティ対策がされているものを選ぶ
- チームや社内への共有機能から選ぶ
- サポートの充実度で選ぶ
- 操作性の良さから選ぶ
- 有料に移行しても低コストで運用できるツールを選ぶ
自社のタスク管理の課題や目的を明確にして、目標達成に貢献するツールを探してみてください。