スキル管理・アサイン管理ツールfapi(ファピー)を提供する株式会社エフ・ディー・シーのDXサービス事業推進部 佐々木舞美が、200名以上のITエンジニアのスキル管理・アサイン管理を25年以上行ってきた実務経験をもとに、アサイン管理ツールの導入を検討しているIT・SES企業の管理者の方向けに、fapiが選ばれる理由を分かりやすく整理します。
「Excelでは最新状況が追いきれない」「誰をどの案件に提案すべきか判断に時間がかかる」「スキル情報とアサイン情報が別々で使いにくい」――こうした悩みは、エンジニア管理の現場でよく起こります。この記事では、fapiの概要から選ばれる理由、向いている企業の特徴までを整理し、自社に合うかどうか判断しやすい形で解説します。
fapiとは?IT・SES企業向けスキル・アサイン管理ツールの概要

fapiは、IT/ソフトウェア業界特化型のスキル管理・アサイン管理支援ツールです。エンジニアのスキル管理やITプロジェクトのアサイン検討・管理に必要な諸機能を搭載しており、スキル管理業務や営業提案業務の効率化、生産性・利益率の向上に貢献することを目的に設計されています。
特に、客先常駐のSES企業、複数プロジェクトを並行で動かす受託開発会社、Excel管理に限界を感じているIT企業にとって、現場で使いやすい仕組みを整えやすいサービスです。品質・情報セキュリティ・個人情報保護のマネジメントシステムについて外部機関による認証を取得しており、IT導入補助金2025の対象ツールとしても登録されています。詳細は公式サイトをご確認ください。
fapiが解決する課題
IT・SES企業では、スキル管理とアサイン管理が別々に運用されていることで、日常業務にさまざまな無駄が生まれます。Excelが複数ファイルに分かれていて更新者が限られると、最新情報の確認に時間がかかります。営業が案件に合う要員を探したくても、経験技術や担当工程がすぐに見つからず、提案スピードが落ちることも少なくありません。
また、スキル情報は人事や管理部門、アサイン情報は営業や現場責任者というように管理が分断されると、同じ内容を何度も転記する運用になりがちです。fapiはこうした課題を、ひとつの管理基盤で整理しやすくします。
理由① 選ばれる理由1位:管理項目の自由度が高く、現行運用から変えずに移行できる

fapiが選ばれる理由として最も多く挙げられるのが、管理項目の自由度です。事業形態や技術スタックに合わせてスキル分類や名称を自由にカスタマイズでき、組織独自のスキル体系を構築・管理できます。
重要なのは、現在Excelで管理しているものと同様の項目をそのまま反映できる点です。導入にあたって管理項目を一から設計し直す必要はなく、既存の運用フローを維持しながらシステム化を進められます。管理項目はノーコードで追加・変更できるため、運用しながら必要に応じて調整しやすい点も特長です。
現場の管理体制を変えずに導入できることは、現場定着のしやすさにも直結します。IT・SES企業で重視される技術要素、工程、案件履歴なども、現場で実際に使う粒度で整理しやすくなります。
理由② エンジニアのスキル情報をリアルタイムで一元管理できる

スキル管理では、基本情報・保有スキル・業務経歴表の3つの形式でエンジニア情報を管理できます。通常の縦並び形式、階層構造を持ったツリー形式、時系列に並べた履歴形式を用途に合わせて活用できます。
スキルマップ機能では、各メンバーの保有スキルと習熟度を一覧化し、組織全体の技術バランスや教育が必要な領域をひと目で可視化できます。また、更新依頼機能によりエンジニアへの更新依頼を一括または個別で送信でき、更新状況が見えるためリマインドも簡単にできます。
登録された情報は集計してグラフ化することも可能で、経営者・業務責任者が社員のスキル情報や業務傾向を把握しやすくなります。スキル情報を常に最新の状態に保ちやすい仕組みがあることが、営業提案の精度にも直結します。
理由③ リアルタイムでアサイン状況を把握し、最適な人材を検索できる

アサイン管理では、プロジェクト情報管理と案件情報管理の2軸で運用できます。進行中のプロジェクトの概要・期間・参画メンバーの体制を一元管理でき、受注前の引き合い情報や求められるスキル要件を整理して最適な要員配置に向けた先行検討をスムーズに進められます。
要員検索機能では、スキル・経験・今後の稼働予定といった多角的な条件から候補者を絞り込めます。スコアリング検索(スコア付け検索)では、案件の必須条件に加えて歓迎スキルに任意のスコアを付与することで、案件と人材のマッチ度を計測し、より条件に合った候補者を優先順位順にリストアップできます。
また、検索シーン機能を活用することで「空き要員を探す」「特定スキルで探す」など業務目的に合わせた検索条件をプリセットとして保存・活用できます。アサイン情報はエンジニアの業務経歴表へ自動で連携されるため、情報の二重入力を防ぎやすくなります。
理由④ 業務経歴表をExcel形式で出力でき、営業提案業務を効率化できる

fapiには業務経歴表のExcel出力機能が搭載されており、導入企業独自の雛形でExcel形式での出力が可能です。フォーマットが統一された形で出力されるため、提案時に形式を整える手間がなくなります。導入前のフォーマットをそのまま利用できる点も特長です。
営業提案専用の「お客様提案モード」も搭載されており、個人情報を非表示にした状態でお客様に画面を共有しながらエンジニアの提案ができます。お客様の要件をヒアリングしながらその場で検索条件を設定し、最適なエンジニアを探すことも可能です。

スキル情報・アサイン情報・業務経歴表が連動することで、提案業務全体の確認工数を減らしやすくなります。
理由⑤ 将来の運用拡張を見据えた設計になっている
エンジニア数や案件数が増えると、今の運用がそのまま通用しなくなることがあります。fapiは、スキル管理・アサイン管理・プロジェクト動向の可視化・営業提案の効率化を一つの基盤で扱えるため、運用の拡張に対応しやすい設計になっています。
各プロジェクトに登録されたアサインエンジニアの原価・稼働時間の予実をもとに、プロジェクト毎の利益の予実を確認する機能もあります。各プロジェクトの属性をもとに赤字・黒字プロジェクトの共通要素を集計・分析することも可能で、経営判断に活用しやすくなります。
また、権限設定では管理項目単位でユーザーごとの表示・非表示・編集可否を細かく制御できます。組織管理機能でノーコードで組織構造を変更できるため、急な体制変更にも対応しやすくなります。将来的には、登録された情報を集約してプロジェクト体制(メンバー選定)を提案するサジェスト機能のリリースも予定されています。
fapiが向いている企業・向いていない企業

どんなツールにも向き不向きがあります。fapiも、すべての企業に一律で合うわけではありません。自社の業務フローや課題に照らして判断することが大切です。
| 向いている企業 | 向いていない企業 | 判断の目安 |
|---|---|---|
| SES企業や受託開発会社など、エンジニア配置の判断が日常業務に直結する企業 | そもそも案件アサインの管理がほとんど発生しない企業 | 誰をどこに配置するかの判断頻度が高いかどうか |
| スキル情報、案件履歴、稼働状況をまとめて見たい企業 | 人事評価や組織管理だけを主目的にしたい企業 | スキル管理とアサイン管理をつなげたいかどうか |
| Excel管理の更新漏れや属人化・フォーマット統一に課題を感じている企業 | 少人数かつ管理項目が非常に少なく、Excelで十分回っている企業 | 現場で「探す・更新する・共有する」負担が増えているか |
| 将来的に育成管理・ISO対応・利益率分析も視野に入れたい企業 | 短期的な一時運用だけを想定している企業 | 管理基盤を中長期で整える必要があるか |
人数がごく少なく、案件管理も単純で、更新者も限られている段階では、すぐに専用ツールが必要とは限りません。一方で、エンジニア数が増え、提案や配置の判断が複雑になっているなら、専用ツールの導入効果は出やすくなります。
FAQ

fapiとExcelの最大の違いは何ですか
最大の違いは、スキル情報・アサイン情報・業務経歴表を一元管理し、検索・集計・共有まで行える点です。Excelの管理項目をそのまま反映できるため、現行の運用を大きく変えずに移行しやすいのも特長です。
導入後どのくらいで運用が安定しますか
企業の人数規模や現在の管理状況によって異なります。申込み後、管理項目の確認・設定を経て利用環境が提供されるまでの目安は1〜2週間程度です。既存の運用方法の流用も可能なため、初期の移行負荷を抑えやすくなっています。
少人数でも導入できますか
はい、可能です。少人数でも、今後の人数増加や案件数増加を見据えて早めに管理基盤を整えたい企業には向いています。一方で、現時点の運用負荷が小さい場合は、導入目的を明確にして判断するのがおすすめです。
料金や機能の詳細はどこで確認できますか
料金、機能、サポート内容などの最新情報は変動する可能性があるため、詳細は公式サイトをご確認ください。無料トライアルや資料ダウンロードも用意されています。
他のツールからの乗り換えは大変ですか
現在どのような項目を、どの粒度で管理しているかによって変わります。fapiはExcelの管理項目をそのまま反映できる設計で、CSVによる一括インポート機能も備えています。まずは現状の管理項目を棚卸しすることが大切です。
詳細・お問い合わせ
ここまで読んで、スキル管理とアサイン管理の見直しを進めたい場合は、fapiの詳細ページで機能や運用イメージを確認してみてください。資料ダウンロードや無料トライアルも用意されていますので、自社の課題と照らし合わせながら検討を進めやすくなります。詳細な機能や最新情報は公式サイトをご確認ください。

