Visual Basic 6.0(VB6)のシステム移行・変換が必要な理由とは
Visual Basic 6.0(VB6)で構築されたシステムはサポート終了して10年以上たっています。
その為、セキュリティ面、システムの仕様により開発が継続できないリスク、Visual Basic 6.0(VB6)が実行できなくなるリスク、維持運用の為にかかるコストのリスクなど様々なリスクがあるためです。
Visual Basic 6.0(VB6)とは
Visual Basic 6.0(VB6)とは、Microsoftが開発・提供しているプログラミング言語です。
プログラム開発用ソフトの商品名で、「初心者に向け」、「プログラムが簡単作れる」、「直感でプログラム可能」という強みがある商品です。
1991年に初めてVisual Basic 1.0(VB1)が発表され、 1998年にVisual Basic 6.0(VB6)登場し、後新しいバージョンは開発されていません。多くの基幹システムなどで使われてきました。
Visual Basic 6.0(VB6)サポート期限
Visual Basic 6.0(VB6)の統合開発環境(IDE)のサポートは、2008年4月8日で終了しています。
Visual Basic 6.0(VB6)はWindowsXPにて多くのシステムユーザーに使用していただいていましたが、WindowsXPのサポートも2014年4月19日で終了しています。
Visual Basic 6.0(VB6)の後継は?
Visual Basic 6.0(VB6)の後継は、VB.NETになります。
しかし、Visual Basic 6.0(VB6)とは仕様に変更点があり直接的な互換性はなく、まったく異なるものとされています。
Visual Basic .NET(VB.NET)とは?
Visual Basic .NET(VB.NET)は、マイクロソフト社が開発したプログラミング言語です。
Windows関連の開発におススメの言語です。C言語やC#に比べると用意に取得が可能な為、導入が手軽な為さからとても優秀なプログラミング言語として知られています。
ドロップ&ドラッグでツールボックスなどを追加る為、コーディング不要で簡素なアプリを開発することも可能です。
VB.NETはVisual Basic 6.0(VB6)の移行・変換に適していますか?
はい、適しています。
Visual Basic 6.0(VB6)以前のバージョンと互換性はありませが、Visual Basic(VB)にオブジェクト指向の要素を加えつつ、「.NET Framework」に対応させていることからVisual Basic 6.0(VB6)の後継言語としてマイクロソフト社が推奨している言語です。
まとめ【Visual Basic 6.0(VB6)からVB.NETへの移行・変換に関するよくある質問】
いかがでしたでしょうか?
以上が、Visual Basic 6.0(VB6)からVB.NETへの移行・変換に関するよくある質問でした。