Visual Basic(マイクロソフト開発のプログラミング言語)はVisual Basic 6.0(VB6)を最後に、2008年4月でサポートが切れています。その為、VB6で構築したシステムを稼働させ続けることはリスクとなります。

さらにVisual Basic 6.0(VB6)の技術者が減っていることから、システム保守人材のリソース不足により、Visual Basic 6.0(VB6)で構築したシステムのコンバージョン依頼を多くいただきます。

その為では、Visual Basic(VB6)からVB.NETへの対応可能なシステム開発会社をおすすめ10選というかたちでまとめてみましたので、システム担当者様は是非、比較・検討の参考にしてみて下さい。

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Visual Basic 6.0(VB6)とは?

Visual Basic 6.0(VB6)とは?

Visual Basic 6.0(VB6)とは、Microsoftが開発・提供しているプログラミング言語です。

1991年に初めてVisual Basic 1.0(VB1)が発表され、 1998年にVisual Basic 6.0(VB6)登場し32ビットのWindows用に開発されWindowsの普及とも相まってVisual Basic 6.0(VB6)は多くの基幹システムなどで使われてきました。

その為、最後のバージョンであるVisual Basic 6.0(VB6)で開発されたシステムは、未だに多く残っています、、、、

Visual Basic 6.0(VB6)を使い続けるとリスクがある

Visual Basic 6.0(VB6)を使い続けるとリスクがある

Visual Basic 6.0(VB6)で開発されたシステムは、開発環境・実行環境の両面でリスクがあります。
それぞれにおけるリスクについて解説します。

セキュリティリスク

前述したとおりVisual Basic 6.0(VB6)のIDEは2008年でサポートを終了しており、新たな脆弱性が見つかってもセキュリティ更新プログラムがありません。

Visual Basic 6.0(VB6)の利用は情報漏洩や不正アクセスのリスクを高め、自社に甚大な被害を及ぼす恐れがあります。同様に「ActiveReports」や「InputMan」といった、サードパーティ製品のサポート期限にも注意が必要です。

システム維持・運用リスク

Visual Basic 6.0(VB6)は古いプログラム言語なため対応できる技術者が少なく、システムの維持・運用が困難です。

古いプログラム言語ゆえに、新しく学ぶ技術者が少ない点も拍車をかけています。一般的にシステムの耐用年数は5〜7年ですが、使用期間が長引くにつれて維持・運用コストは増加します。

新たな技術者の確保には、多額のコストが必要なことも覚えておくといいでしょう。

業務リスク

Visual Basic 6.0(VB6)を使用した古いシステムは、業務効率を落としている可能性が高いです。

古いシステムは当時の業務要件でシステムを構築しており、現在の業務内容や機能にそぐわないことが想定されます。

企業DXや働き方改革が注目される今、業務効率化について真剣に考える必要があります。

開発リスク

サポートが終了して15年以上経っているVisual Basic 6.0(VB6)は、開発面にもリスクをもたらします。

「システムの仕様により開発が継続できない」「レガシー技術での開発は困難」など、一筋縄でいかないこが増えてくるはずです。

かつてはサードパーティ製の開発支援ツールが数多く存在しましたが、こちらも現在はサポートがほとんど終了しています。

後継プログラミング言語はVB.NET

後継プログラミング言語はVB.NET

Visual Basic 6.0(VB6)の後継は、VB.NETになります。

しかし、Visual Basic 6.0(VB6)とは仕様に変更点があり直接的な互換性はなく、まったく異なるものとされています。

VB.NETへの移行(マイグレーション・コンバージョン)にともなう課題

VB.NETへの移行(マイグレーション)にともなう課題

アップグレードウィザードでの最新版への移行は不可能

VB6からVB.NETの最新版へは、直接アップデートできません。

一度「VB.NET2008」へアップデートを行い、その後最新版へバージョンアップするという2段階の工程を踏む必要があります。

プログラム生成・実行時に大量のエラーが発生

ステップ数にもよりますが、VB6からVB.NETへ変換・移行を行うと数万件ものエラーが発生します。

Microsoftから変換用の公式ツールが出ていますが、それでも数万件のエラーが発生します。

エラーは一つひとつ全て手作業で確認・修正を行う必要があり、その時間と手間は膨大です。

また、作業にあたってはVB6とVB.NET、双方の知識を持った技術者が必要です。

サードパーティ製品への対応の手間が膨大

サードパーティ製品への対応も、VB6からVB.NETへのマイグレーション時の大きな課題です。

上位互換性が保たれていないことが多いため、根気強く手作業でプログラムを修正しなければなりません。

エラー修正や変換後のテストに、膨大な時間や手間がかかることを覚えておいてください。

Visual Basic 6.0(VB6)からの移行(マイグレーション・コンバージョン)は対応可能なシステム開発会社に相談

Visual Basic 6.0(VB6)からの移行は対応可能なシステム開発会社に相談

Visual Basic 6.0(VB6)からVB.NETへの移行(マイグレーション・コンバージョン)にはいくつかもの課題があり、とても難易度が高く最悪ゼロからの新規開発が必要になるかもしれません。

その為Visual Basic 6.0(VB6)からの移行(マイグレーション・コンバージョン)を得意とするシステム開発会社へ依頼するのもおすすめです。

まずは比較や口コミなどから簡易見積をとる所から、はじめてみてはいかがでしょうか?

注意点は、Visual Basic 6.0(VB6)のシステムは複雑なものが多い為、簡易見積依頼後はシステム開発会社より現状のシステム構成のヒアリングがあったのちに、見積作成が基本の為、即日対応は難しいので時間に余裕をもって、比較・検討をしてみてください。

【比較・検討】Visual Basic(VB6)からVB.NETへ(マイグレーション・コンバージョン)が対応可能なシステム開発会社10選

Visual Basic(VB6)からVB.NETへの対応可能なシステム開発会社10選

Visual Basic(VB6)からVB.NETへ(マイグレーション・コンバージョン)が対応可能なシステム開発会社10選をまとめました。是非比較や検討の材料に活用してください。

株式会社エフ・ディー・シー

会社所在地東京都千代田区神田須田町2丁目17番地18クリスタルビル5階
設立1997年2月
資本金5,000万円
対応エリア要相談
事業内容システム開発
コンサルティング業務
情報処理サービス
ネットワークサービス
システム製品の販売・導入
HPhttps://www.fdc-inc.co.jp/
VBリメイク工房https://www.fdc-inc.co.jp/vbremake/

株式会社オーリス

会社所在地岡山県岡山市南区西市693-11
設立2018年7月
資本金30万円
対応エリア全国、海外
事業内容WEBシステム、アプリ開発
HPhttps://auris.jp/

Leapcom株式会社

会社所在地 東京都多摩市鶴牧 1-1-14-5F
設立2011年10月5日
資本金不明
対応エリア全国、海外
事業内容ITコンサルティング
.netシステム開発
ソフトウェア開発・販売
ソフトウェア・サービスの提供
Webサイトの構築
ネットワーク構築
リモート・コンピューティング
仮想化
グラフィックデザイン・ブランディング
ユーザーインターフェース設計、GUIデザイン
ユーザーエクスペリエンス
HPhttp://www.leapcom.co.jp/

株式会社C&Dシステムサポート

会社所在地大阪市中央区徳井町1-4-7 杉本ビル4F 
設立2011年4月
資本金1,000万円
対応エリア関西
事業内容システム開発・設計
ITコンサルティング
HPhttps://www.c-dss.co.jp/

株式会社リサシステム

会社所在地東京都町田市小山ヶ丘2-2-5-8 まちだテクノパークセンタービル3F
設立1990年6月
資本金1,000万円
対応エリア要相談
事業内容コンピュータソフトウェア(制御系・業務系)の開発、販売及びそれに伴うコンピュータ機器の販売、賃貸及びその指導
コンピュータソフトウェアの受託開発(制御系・業務系)及びその要員派遣業務
電子機器、電気通信機器などの各種端末機器、周辺機器の設計、製造、販売
労働者派遣事業 
HPhttps://www.lisa-system.co.jp/

株式会社アルコン

会社所在地新潟県新潟市中央区天神1-13-5
設立1990年8月
資本金2,000万円
対応エリア要相談
事業内容ソフトウェア受託開発
ソフトウェア支援開発
クラウドサービス
HPhttps://alcom.co.jp/

株式会社イン・ファ・ス

会社所在地長野県飯田市鼎一色452-1
設立2000年7月
資本金不明
対応エリア全国
事業内容業務システム
WEBシステム
アプリ開発
HPhttps://www.infas.cc/

株式会社くじらシステム開発

会社所在地福岡県福岡市博多区博多駅南2-1-5
設立2002年9月
資本金不明
対応エリア全国
事業内容業務システム設計・開発・運用支援
人事・売上・顧客管理・他業種特化システム
クラウドサービスの提案・設計・開発
Web・スマホ対応アプリ作成
企業ホームページ作成等
【自社開発パッケージ】
「人財成長支援システム モノドン」
「社内情報共有システム ぷらろぐ」
「ZILLAUD」 等
HPhttps://www.kuzilla.co.jp/

オン・デマンド・ワン株式会社

会社所在地東京都中央区日本橋小舟町8-6 H1Oビル 503
設立2009年7月
資本金不明
対応エリア要相談
事業内容ITコンサルティング全般
クラウドサービス及びクラウドサービス構築
ソフトウェア製品販売
HPhttps://ondemandone.com/

株式会社インフォディオ

会社所在地東京都文京区本郷2-27-20 本郷センタービル5F
設立2002年7月
資本金1億円
対応エリア関東
事業内容AI / IT ソフトウェア プロダクト
クラウドサービスの開発・販売
ソフトウェア開発
システムインテグレーション
HPhttps://www.infordio.co.jp/

【比較・検討】VBリメイク工房とは?おススメ!コンバートサービスとは?

VB6(Visual Basic 6.0)から VB.NETへ移行・変換できない人たちにおススメ!コンバートサービス利用

VB6(Visual Basic 6.0)システムを移行(マイグレーション・コンバージョン)する際、最も堅実な手段は、後継言語であるVB.NETのアプリケーションへの移行です。

しかし、VB6(Visual Basic 6.0)とVB.NETでは言語仕様が大きく異なっており、単純な変換はできません。
その為、コンバートサービスを利用する事をおススメします。

弊社が提供するサービスではMicrosoftが提供するVisual Basic アップグレード ウィザードに加え、独自開発の自動コンバートツールを使用します。
自動変換できないコードについては、弊社技術者が手動で変換作業を行います。

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Microsoftが提供するVisual Basic アップグレード ウィザードに加え、独自開発の自動コンバートツールを使用


弊社のVBリメイク工房は、Microsoft変換ツール成長型の独自開発コンバートツールエンジニアの手作業で変換を行う為、VB6(Visual Basic 6.0)からVB.NETへ移行・変換した際も操作方法を変えずに、短期間・低コストで移行できるサービスになります。


まとめ

この記事では【比較・検討】Visual Basic(VB6)からVB.NETへの対応可能なシステム開発会社10選ついて紹介しました。

繰り返しになりますがVB6はすでにサポートが終了しており、動作の安定性やセキュリティ面に不安が残ります。

VB6からVB.NETへ移行(マイグレーション・コンバージョン)するとなると大量のエラー修正が必要となり、膨大な時間と手間がかかります。

VB.NETへの移行を短期間・低コストで行いたい方は、各社のサービスを比較・検討してみて下さい、弊社「VBリメイク工房」も是非検討してみてください。

弊社では、サポート窓口も設けているので、その他のシステム移行に関する悩みもお気軽にご質問ください。