株式会社河西組は地域のホームドクターとしてあらゆる「暮らし」に寄り添い続けるという想いのもと、北海道網走郡大空町女満別を中心として建築事業・住宅事業・土木事業・不動産事業の4つの事業を展開しています。近年、お施主さんとのすれ違いや打ち合わせ間のコミュニケーションの改善を目的につながる家づくりplantableを活用しています。導入前の課題や具体的な活用方法・導入後の変化について、同社の皆様にお話をお伺いしました。

株式会社河西組
会社名株式会社河西組
設立昭和46年2月
事業内容建築事業・住宅事業・土木事業・不動産事業
年間棟数新築1-10棟

コミュニケーション課題から始まった工務店の新しいコミュニケーション術。

ー plantable導入のきっかけは?

引き渡し後に「あれ、思っていたのと違った・・・」というお施主さんとのすれ違いが生じた事例があり、お施主さんとのコミュニケーション不足が課題でした。
また最近は、お施主さんが忙しくて対面での打ち合わせの時間がなかなか取れません。

オンライン上でお施主さんと意見交換ができ、コミュニケーションを改善できるツールはないかという思いから、ネットで「施主 コミュニケーションツール」などと検索し始めたことがきっかけです。

ー plantable導入前はどのようにコミュニケーションをとっていましたか?

plantable導入前は、基本的にメールやLINE、紙でのやり取りでした。
対面での打ち合わせ時に紙の図面をコピーして、お施主さんの要望をヒアリングし、次回の打ち合わせまでに修正し持っていくという流れです。

導入の決め手は“手軽さと住宅業界特化だからこその機能”

ー plantable導入の決め手は?

図面とコメントが連動できるという点とコスト面の手軽さです。
他社のツールはコスト面で敷居が高く、導入に踏み切るのはためらいがありました。

これは導入後に利用してみて分かったことですが、plantableは意外と自由に使えます。図面共有以外にも借り入れ資産・不動産関連のデータ共有など資料は全てplantableで共有できるところがいいなと思っています。

ー plantable導入時に不安だったことは?

自分はplantableを扱えそうという印象でしたが、担当社員が扱えるのか、お施主さんがめんどくさがらずに使ってくれるのかという点が不安でした。

ー plantable導入時の社員さんの反応はいかがでしたか?

全体的に使いやすいツールであれば試してみようという社風なのもあり、今のところ問題なく使ってくれています。社内への展開時には説明会を実施し、パソコンモニターで操作方法を説明しました。その後はplantable内のヘルプを確認しながら操作方法を確認しています。

ー ありがとうございます。

plantable導入事例_株式会社河西組

「納得できた」と言われる理由──お施主さんとの距離が縮まる活用術

ー plantableの具体的な活用方法を教えていただけますか。

主に住宅のプラン提案のタイミングで利用しています。
plantableに図面を格納し、お施主さんには気づいた点があれば図面にピンを立てコメントを入れてもらっています。対面での打ち合わせ時だけでなく、お施主さんのタイミングでリアルタイムに指摘しあえるので、要望を出しやすい環境になったと思います。

質問や要望をポンポン気軽にコメントしてくれるので理想の家づくりに繋がっています。
建築図面以外にも不動産関係の資料などを格納し、都度確認していただくようコミュニケーションをとっています。複数のタスクが同時進行で進む追客のステータスがplantableの腕の見せ所かな!

ー plantableは新築建築で利用していただいていますか。

新築だけでなく、リフォームリノベの時にも活用しています。むしろリノベーションの方がお施主さんとの齟齬が出てくることが多いので、積極的にコミュニケーションをとるよう心掛けています。

ー 打ち合わせ回数に変化はありましたか。

何回もご足労頂かなくても擦り合わせがしやすくなったので、場合によっては打ち合わせ回数も減っています。どちらかというと打ち合わせの質があがったという実感があり、中身が濃くなりましたね

ーお施主さんの反応はいかがでしたか。

お施主さんも特に抵抗がなく利用している印象です。plantable導入後には「しっかり打ち合わせできたから納得できた」という声を頂けるようになりました。
HPにplantableを利用している旨を掲載しているのですが、「こんなのも使っているんだね」とお施主さん側から声をかけてくれたこともありましたよ!

plantable導入事例_株式会社河西組

民間建築にも展開予定──遠方との連携にも役立つplantableの強み

ー 今後の展望を教えていただけますか。

現在は住宅の建築で利用していますが、場合によっては民間の箱もの(最近だとレンタカーの店舗建築工事)でも「plantableを利用できるかもね」という話を社内でしています。民間企業さんが相手の場合、工期がタイトになりがちですが、中には遠方の業者さんもいます。なので、対面での打ち合わせ以外でも、円滑に計画・準備が進むようにplantableをうまく利用できればと話し合いを進めています。

ー plantable導入の検討をしている工務店さん・建築会社さんにメッセージをお願いします!

plantableを導入してみて今のところとても助かっているなという印象です。
コミュニケーションに困ってる人は是非一度お話し聞いてもらえればなと思っています!

※(取材日:2025年6月11日)※インタビューの内容は取材時のものになります。

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