スキル管理アプリは社内をはじめ、社外でも従業員のスキルをしっかりと管理・活用できます。

定量化したスキル情報をもとに適切な人材配置を実現できることから、特に現場作業では重宝されやすいです。

この記事ではスキル管理アプリの概要から、おすすめアプリ8選までを解説します。

スキル管理アプリの選び方も紹介するので、現場の業務効率化を目指す方はぜひ参考にしてみてください。

スキル管理アプリとは?

スキル管理アプリとは?

スキル管理アプリとはスマホ・タブレットに対応した、人材のスキル管理に用いられるツールです。

モバイルに対応することから、スキルの確認・更新が迅速かつ手軽に行えるのが利点です。

パソコンのスキル管理ツールと同様に、複数の部署や拠点があっても簡単に適切な人材を見つけられるでしょう。

スマホ管理アプリはパソコンを持ち出す必要がなく、特に建設業など現場作業との相性が良いといえます。

スキル管理アプリおすすめサービス8選【スマホ・タブレット対応】

スキル管理アサイン管理ツールfapi|株式会社エフ・ディー・シー

fapiはエンジニアのスキル管理やITプロジェクトのアサイン検討・管理に特化した、IT業界向けのツールです。

登録されたデータはすべて検索条件として使えるため、ロジェクトに最適なエンジニアをスピーディーに提案できます。

既存の管理フォーマットをそのまま流用したり、新たに管理項目を設定したりとすぐに運用を開始できます。

料金プラン
ミニマム300円/月・人
スタンダード400円/月・人
プレミアム800円/月・人

SmartHRタレントマネジメント|株式会社SmartHR

SmartHRは人事労務の業務効率化と、データ活用による組織改善を担うタレントマネジメントシステムです。

従業員に負担をかけない扱いやすいインターフェースで、意思決定に必要な最新で正確なデータを手間なく収集できます。

スキル管理や人事評価、キャリア観を把握して、最適な人材配置や人材育成を実現します。

料金プラン
HRストラテジープラン要問い合わせ
人事・労務エッセンシャルプラン要問い合わせ
タレントマネジメントプラン要問い合わせ

HRBrain|株式会社HRBrain

HRBrainは人事評価からスキル管理までを完結できる、タレントマネジメントシステムです。

直感的に操作できるUI/UXにこだわり最小限の操作で処理を行えるため、管理者から従業員まで使いやすさが利点です。

またレスポンスの良さにも定評があり、「早期に課題を解決したい」「より良い解決方法が知りたい」というニーズに応えてくれます。

料金プラン要問い合わせ

COCOREPO|株式会社クラウディア

COCOREPOは全社員のスキルをデータ化および可視化することで、アサイン業務の効率性をアップするスキル管理サービスです。

最短翌営業日から利用できる手軽さとスマホアプリのような直感的な操作感により、導入時に混乱することもありません。

低価格帯でありながらデータは常時SSL暗号化、独自方式を採用しDBへ非可逆保存するなど、セキュリティ対策にも注力しています。

料金プラン
ライト20,900円/月額
スタンダード39,600円/月額
エンタープライズ99円/人・月

skillty|スキルティ株式会社

skilltyはスキル管理とスキルギャップの定量化を通じて、若手社員のスキルアップをサポートするスキル管理アプリです。

効率的で公平な育成体制を構築することで、若手社員の成長意欲と目的意識を醸成します。

スキルマップが提供されることから、作成の時間と手間を削減してすぐに運用を開始できるのも強みです。

料金プラン
スキルティスタンダード1,100円/1人・月(初期費用80万円)
スキルティプラス1,300円/1人・月(初期費用100万円)
スキルティ最強PDCAパック初期費用120万円

カオナビ|株式会社カオナビ

カオナビは社員の個性・能力を発掘して、戦略人事を加速させるスキル管理アプリです。

人事異動のシミュレーションに活用できる「組織ツリー図」、適材適所の人材配置をサポートする「配置バランス図」など、高度な機能を標準搭載します。

他にも隙間時間に身上申請できる「ワークフロー機能」、休職中の社員に代わる「代理申請」など、豊富な機能が魅力です。

料金プラン
ストラテジープラン要問い合わせ
パフォーマンスプラン要問い合わせ
データベースプラン要問い合わせ

ourly profile

ourly profileは組織内のあらゆる分断を解消する、社内コラボレーション創出ツールです。

部門をまたいだ柔軟な絞り込みと一覧機能で、プロジェクトに必要な人材を手早く見つけられます。

プロフィールには「休日の楽しみは釣り」「アウトドア派」といったタグをつけられ、社内でのコミュニケーション活性化を後押しします。

料金プラン
1 – 3010,000円/月額
31 – 5020,000円/月額
51 – 10030,000円/月額
101 – 20040,000円/月額
201 – 30050,000円/月額
301以上要問い合わせ

Microsoft Teams

Teamsはマイクロソフトが提供するコラボレーションツールで、情報共有から資料作成、チャット会議まですべての共同作業を完結します。

「使い分けが難しい」「操作を覚えるのが面倒」という手間を省き、スムーズな運用を実現します。

OfficeアプリやSharePointなどと連携可能なので、Microsoftをメインに使用している企業は、導入を検討してみると良いでしょう。

料金プラン
Microsoft Teams Essentials599円/月・1ユーザー
Microsoft 365 Business Basic899円/月・1ユーザー
Microsoft 365 Business Standard1,874円/月・1ユーザー

失敗しないツール・システムの選び方

失敗しないツール・システムの選び方

ツール・システムのタイプから選ぶ

スキル管理アプリは、「タレントマネジメントシステム型」「スキル管理特化型」「業界・業種特化型」の3タイプに分けられます。

企業の状況や目的に合った製品を選ぶことで、無駄なコストを抑えて定着率を高めることが可能です。

スキル管理アプリのタイプ概要
タレントマネジメントシステム型スキル管理以外にも勤怠管理やキャリア志向など、広範囲の情報を管理できます。人材マネジメント全般を効率化したい企業に向いています。
スキル管理特化型スキル管理に必要な機能のみを搭載し、詳細なスキル評価とシンプルな操作性が特徴です。低コストで運用できるため、中小企業や特定部門におすすめできます。
業界・業種特化型業界特有のスキル項目や資格、評価基準が設定されたタイプです。IT業界や製造業向けの製品が多くリリースされています。

導入コスト・運用コストは適切か

スキル管理アプリを検討する際は、導入コストと運用コストにも注目です。

初期費用がかかったりユーザー数によって月額料金がかかったりと、製品によって料金は大きく異なります。

まずは自社の課題を明確にして、課題解決に役立つ機能を備えた製品であるかを、十分に見極める必要があります。

なお、スキル管理アプリによっては「IT導入補助金」が申請可能です。

最大450万円の導入補助を受けられるうえ申請も難しくないので、製品が対応しているか確認してみることをおすすめします。

セキュリティ体制は万全か

スキル管理アプリにはスキルや資格といった重要な個人情報が含まれるため、情報漏洩や不正ログインはあってはなりません。

万が一情報が流出すると、従業員やステークホルダーからの信頼は失墜してしまう可能性が高いです。

そのため継続的にアップデートを行って、セキュリティ対策にも力を入れているアプリが望まれます。

個人ができる情報漏洩対策として、端末の画面に覗き見防止フィルムを貼るのも良いでしょう。

アサイン管理支援ツールfapi紹介ページ

まとめ

スキル管理アプリはスマホ・タブレットなどのモバイル端末に対応する、スキル管理ツール・システムです。

急遽アサイン調整が必要になった場合や手軽に日報作成などを行いたい場合に、スキル管理アプリは重宝します。

スキル管理アプリによっては無料トライアルを利用できるので、操作性やセキュリティ対策を確認してから導入することをおすすめします。