「使いにくいエクセルから卒業したい」「プロジェクトのムダを改善する工数管理ツールを導入したい」
工数管理ツールは「誰が」「何に」「どれくらい時間をかけたか」を明確にできます。
当記事ではITエンジニアを200名以上抱え、日々エンジニアの工程管理を25年経験してきて効率化し、工程管理ツールを開発・運用している弊社、DXサービス事業推進部 佐々木舞美が無料から使えるおすすめの工数管理ツール15選について解説します。
時間配分やリソース配分を見直して、生産性を向上し利益を最大化したい方はぜひご確認ください。
本記事を参考にすることで、自社にピッタリなおすすめの工数管理ツールが見つかります。
工数管理ツールとは?
工数管理ツールはプロジェクトにかかった人員や時間といったデータを一元管理して、業務改善やコストの削減につなげるものです。
工数は「プロジェクトに必要な人数×所要時間」で計算できます。
工数管理ツールは数多くリリースされていますが、その背景には業務効率化とコスト削減の意識を高めたいこと、テレワークを可視化したいという狙いがあります。
経営リソース(ヒト・カネ・モノ)が限られる中、工数管理ツールを導入して最小限のリソースで最大限の成果を上げることが重要です。
工数管理ツールで作業を可視化することで「プロジェクトメンバーの意識を高める」「プロジェクトの課題改善につなげる」効果が期待できます。
【無料】工数管理は自作、Excel、Googleスプレッドシートで可能?
「自作」「Excel」「Googleスプレッドシート」、いずれの方法でも工数管理を行うことができます。
しかし、工数管理を行うには相応の知識と時間が必要なため、非効率と言えるでしょう。
Excelに限り、ホームページやインターネット上にあるテンプレートを利用することで、作成の手間を軽減できます。
本記事では無料から使える工数管理ツールを紹介していますので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
【無料あり】おすすめの工数管理ツール
【無料あり】Backlog|株式会社ヌーラボ
シンプルな操作性と親しみやすいレイアウトから、誰でも簡単に入力が可能な工数管理ツールです。
ガントチャート機能に優れており、プロジェクトの進捗や課題を見える化して業務改善をサポートします。
料金プラン(月額) | |
スターター | 2,970円 |
スタンダート | 17,600円 |
プレミアム | 29,700円 |
プラチナ | 82,500円 |
その他 | 30日間無料お試しあり(全プラン) |
【無料あり】Bitrix24
欧州を中心に、1,200万社以上の導入事例がある工数管理ツールです。
無期限で無制限のユーザーで使えたり、他のサービス・アプリと統合できたりするなど機能が充実しています。
料金プラン(月額) | |
Basic | US$ 61 |
Standard | US$ 124 |
Professional | US$ 249 |
Enterprise | US$ 499 |
TimeCrowd|タイムクラウド株式会社
「誰が」「何に」「どれぐらい」時間をかけたかを可視化して、生産性の向上につなげる工数管理ツールです。
タスク開始時に打刻することで従業員の時間意識を向上し、時間の使い方を的確にフィードバックします。
料金プラン | 要問い合わせ |
【無料あり】Time Krei|株式会社テンダ
経営者やマネジメント層の「知りたい!」を徹底的に見える化して、プロジェクトを効率化する工数管理ツールです。
プロジェクトの進捗管理やコスト分析、社内共有など機能面に優れることが特長です。
料金プラン | |
トライアル | 無料 |
クラウド | 29,800円(10ユーザー/月) |
シングルテナント | 要問い合わせ |
【無料あり】Todoist
『Todoist』は無料から使うことができるクラウド型の工数管理ツールで、シンプルな操作性が人気です。
無料プランでも全ての機能を使うことができますし、仕事に役立つテンプレートも揃っています。
料金プラン | |
初心者 | 無料 |
プロ | 598円/月 |
ビジネス | 888円/メンバー・月 |
Taskworld
カンバンボードにテーブル、ガントチャートと、表示形式を切り替えながらプロジェクト管理できる工数管理ツールです。
タスクの自動生成やプロジェクトのテンプレート機能により、準備や設定の時間を削減して本来の業務に集中できます。
料金プラン | |
フリー | 要問い合わせ |
プレミアム | 要問い合わせ |
ビジネス | 要問い合わせ |
エンタープライズ | 要問い合わせ |
JECtor
使いやすさとアップデートの更新頻度の早さから、機能の遅れを感じさせないクラウド管理ツールです。
メンバーごとに6段階の権限設定が可能で、情報漏洩リスクを最小限に抑えられることがメリットです。
料金プラン(最低契約容量50GB〜) | |
ライトプラン | ¥100/1GB |
ベーシックプラン | ¥60/1GB |
ビジネスプラン | ¥40/1GB |
エンタープライズプラン | ¥40/1GB |
【無料あり】Redmine
『Redmiine』は課題管理や情報共有の機能を備えた、プロジェクト運営を支援する工数管理ツールです。
2023年10月の大型アップデートで「管理画面のユーザー一覧にフィルタとカスタムクエリを導入」など、新機能が加わったほか148件の改善・修正が行われました。
料金 | 無料 |
【無料あり】Wrike
的確なプロジェクト管理とカスタマイズ性の高さで、作業効率を改善する工数管理ツールです。
400をこえる外部ツールと連携できるうえ、堅牢なセキュリティで安心して作業を進められます。
料金プラン | |
Free | $0/月・人 |
Team | $9.80/月・人 |
Business | $24.80/月・人 |
【無料あり】Trello
プロジェクトの大小に関わらずあらゆるワークフローに対応し、生産性の向上を図る工数管理ツールです。
シンプルな操作性とカンバン機能が評価され、世界200万を超えるチームへ導入されています。
料金プラン(月額) | |
FREE | $0 |
STANDARD | $6 |
PREMIUM | $12.50 |
ENTERPRISE | $210.00 |
【無料あり】Asana|Asana Japan株式会社
SlackやDropboxといった200以上のアプリと連携可能で、機能の拡張性に優れた工数管理ツールです。
「プロジェクトの期間内完遂度が57%向上」「タスクにかかる時間を57%削減」と、確かな業務効率化を実現します。
料金プラン | |
Basic | 0円/月・人 |
Premium | 1,200円/月・人 |
Business | 2,700円/月・人 |
【無料あり】Brabio!|ブラビオ株式会社
『Brabio!』はエクセルの10倍の速さでガントチャートを作成できる、初心者専用の工数管理ツールです。
工数管理に特化していて、無料プランでも瞬時に進捗報告したりタスク依頼をしたりと機能が充実しています。
料金プラン | |
無料プラン | ¥0/月・5ユーザーまで |
エントリープラン | ¥3,300〜/月・10ユーザー〜 |
ミッドレンジプラン | ¥33,000〜/月・100ユーザー〜 |
エンタープライズプラン | 要問い合わせ |
【無料あり】Crowdlog|株式会社クラウドワークス
クラウドログの特徴は、多くの企業が導入するGoogleカレンダーやマイクロソフトOutlookと連携し、集計作業を効率化できることです。
働き方やプロジェクト損益を見える化し、生産性改善を実現します。
料金プラン | |
無料トライアル | 0円(7日間) |
ベーシックプラン | 要問い合わせ |
プレミアムプラン | 要問い合わせ |
【無料あり】My Redmine|ファーエンドテクノロジー株式会社
『Redmine』のクラウド版工数管理ツールで、クライアントとの共同プロジェクトにおける課題をリアルタイムで把握できます。
プロジェクト進捗はロードマップやガントチャートで見える化し、作業の優先順位を決めることで作業効率を向上します。
料金プラン | |
スタンダート | 10,000円/月・1,000ユーザー |
ミディアム | 14,000円/月・1,000ユーザー |
エンタープライズ | 28,000円/月・2,000ユーザー |
【無料あり】工数入力・管理におすすめのクラウドサービス『fapi』
『fapi』はIT・ソフトウェア業界に特化し、脱Excel化で全体工数85%をカットしたスキル・アサイン管理ツールです。
プロジェクトのアサイン状況を可視化することで、エンジニアの空き工数を把握してより高い稼働率を目指せます。
導入先企業をはじめ「ASPIC」「つくばクオリティ」から管理項目の自由度の高さなどが評価され、Excelに変わる新しいツールとして定着しています。
『fapi』ではデータを引き継げる1ヶ月間の無料トライアルを用意していますので、ぜひこの機会に機能性や使い勝手の良さを体感してみてください。
料金プラン | |
ミニマム | 300円/月・人 |
スタンダード | 400円/月・人 |
プレミアム | 800円/月・人 |
無料お試し | 0円/1か月 |
まとめ
この記事では最小限のリソースで最大限の利益を上げる、おすすめの工数管理ツール15選を紹介しました。
工数管理ツールは無料から使えるものを中心としていますので「ローリスクで始めたい」「とにかく脱Excelしたい!」という方にぴったりです。
この記事で紹介した最新の工数管理ツールを比較して、自社に合った工数管理ツールを導入してください。