この記事では、ITエンジニアを200名以上抱え、システム開発を25年以上経験する弊社、FS部 佐々木舞美が、Salesforce (セールスフォース)へのログイン方法・設定方法・やエラー発生時の原因別の対処法を解説します。
その他、Salesforceに関するよくある質問を開発担当者が、別記事でもまとめておりますので合わせて参考にしてください。
- SalesforceのログインページURLは?
- Salesforceの初回ログイン設定と手順
- Salesforceにログインできない時の原因と解決策
- Salesforce Authenticator:安全なログインのための多要素認証(MFA)?
- Salesforceモバイルアプリからログインする方法
- Salesforce Sandboxへのログイン方法
- 企業独自ドメインでのSalesforceログイン
- システム管理者向け:ユーザーのログイントラブル解決方法
- FAQ(Salesforceのログインに関するよくある質問)
- まとめ:安全なログイン情報管理のベストプラクティス
- 【Salesforce の運用・保守について相談してみませんか?】
SalesforceのログインページURLは?

Salesforceへのログインは、専用のログインページから行います。ログインURLは以下の通りです。
このURLをブラウザのお気に入りやブックマークに登録しておくと便利です。}
会社によっては、独自のログインURL(ドメイン)が設定されている場合があります。その場合は、会社から指定されたURLを使用してください。
Salesforceの初回ログイン設定と手順
Salesforceを初めて使う方向けに、ログインの手順をステップごとに解説します。
- 届いたメールを確認 Salesforceアカウント作成時に届くメールを開きます。
- パスワードを設定 メール内のリンクをクリックし、パスワードとセキュリティの質問を設定します。
- ユーザー名とパスワードでログイン 設定したパスワードとユーザー名(通常はメールアドレス)でログインページからアクセスします。
Salesforceにログインできない時の原因と解決策

「Salesforce ログインできない」という問題はよく発生します。ここでは、よくある原因と解決策を詳しく解説します。
パスワードを忘れた場合
ログイン画面の「パスワードをお忘れですか?」から、パスワードの再設定を行います。登録したメールアドレスに再設定用のリンクが届きます。
ユーザー名やパスワードが間違っている
入力内容を再度確認してください。大文字・小文字、半角・全角の間違いがないか注意が必要です。
アカウントがロックされた
短時間で複数回ログインに失敗すると、セキュリティ上の理由でアカウントがロックされます。数時間待つか、システム管理者に連絡して解除を依頼してください。
IPアドレス制限やセキュリティトークン
会社のネットワーク外からアクセスする場合、IPアドレス制限やセキュリティトークンが求められることがあります。システム管理者に確認しましょう。
Salesforce Authenticator:安全なログインのための多要素認証(MFA)?

「セールスフォース authenticator」は、セキュリティを強化するための多要素認証(MFA)アプリです。ユーザー名とパスワードに加えて、スマートフォンアプリで生成されるワンタイムパスワードや通知承認が必要になります。
Salesforce Authenticatorの設定方法
- アプリをインストール: App StoreまたはGoogle Playで「Salesforce Authenticator」をインストールします。
- Salesforceにログイン: PCまたはモバイルブラウザでSalesforceにログインします。
- アプリとアカウントを連携: 画面に表示される指示に従い、モバイルアプリでQRコードをスキャンするか、表示されたフレーズを入力して連携します。
Salesforceモバイルアプリからログインする方法
外出先や移動中にSalesforceを利用したい場合は、「セールスフォース アプリ」が便利です。
アプリからのログイン手順
- アプリをダウンロード: App Store(iPhone/iPad)またはGoogle Play(Android)で「Salesforce」と検索し、アプリをダウンロードします。
- アプリを起動しログイン: アプリを起動し、PC版と同様にユーザー名とパスワードを入力します。
Salesforce Sandboxへのログイン方法
「Salesforce Sandbox ログイン」は、本番環境に影響を与えずに新機能のテストや開発を行うためのテスト環境です。
ログインURLとユーザー名
- ログインURL:
https://test.salesforce.com/
- ユーザー名: 本番環境のユーザー名に「.(ドット)」とSandbox名を付加します。
- 例:
user@example.com
→user@example.com.dev
- 例:
企業独自ドメインでのSalesforceログイン
企業によっては、https://[独自ドメイン名].my.salesforce.com
のような独自のログインURLが設定されている場合があります。この場合、ログイン画面にユーザー名を入力する代わりに、独自ドメイン名でアクセスするだけでログインできます。
システム管理者向け:ユーザーのログイントラブル解決方法

システム管理者は、ユーザーのログインに関するトラブル解決をサポートする重要な役割を担います。
- パスワードリセット: 「設定」>「ユーザー」から該当ユーザーを選択し、「パスワードのリセット」を行います。
- アカウントロックの解除: 同様に、「設定」>「ユーザー」からロックを解除できます。
- Salesforceの代理ログイン機能:
※Salesforceの代理ログインとは、システム管理者がユーザーの許可を得て、そのユーザーとしてログインする機能です。これは、ユーザーのトラブルシューティングをしたり、ユーザーが実行できない作業を代わりに実行したりする目的で使用されます。ユーザーがパスワードを教える必要はありません。
【代理ログインの手順】代理ログインを有効化する: まず、システム管理者プロファイルで「システム管理者としてどのユーザーでもログイン」の権限が有効になっていることを確認します。
ユーザー一覧へアクセス: 「設定」メニューから「ユーザー」を選択します。
ユーザーとしてログイン: 代理ログインしたいユーザーの横にある「ログイン」ボタンをクリックします。
元の画面に戻る: ログイン中は、画面上部に「(ユーザー名)としてログイン中」というメッセージが表示されます。作業が完了したら、画面上部の「ログアウト」または「管理者としてログイン中」をクリックして、元の管理者アカウントに戻ります。 - ログイン履歴の確認: 「設定」>「監査設定」>「ログイン履歴」から、ユーザーのログイン状況や失敗原因を確認できます。
FAQ(Salesforceのログインに関するよくある質問)

Q: SalesforceのログインURLはどこで確認できますか?
A: 一般的なURLはhttps://login.salesforce.com/
ですが、企業によっては独自ドメインが設定されている場合があります。
Q: セキュリティトークンとは何ですか?
A: SalesforceのIPアドレス制限を回避して外部ネットワークからアクセスする際に必要な、ユーザー固有の認証コードです。
Q: パスワードを忘れてメールアドレスも変更してしまいました。どうすればいいですか?
A: システム管理者に連絡し、パスワードのリセットとメールアドレスの変更を依頼してください。
その他、Salesforceに関するよくある質問を開発担当者が、別記事でもまとめておりますので合わせて参考にしてください。
まとめ:安全なログイン情報管理のベストプラクティス
Salesforceを安全に利用するためには、以下の点に注意しましょう。
- パスワードの定期的な変更: 定期的に変更し、使い回しを避けましょう。
- 多要素認証(MFA)の有効化: SalesforceはMFAを義務化しています。必ず設定してください。
- ログイン情報の共有禁止: ユーザー名とパスワードは個人に紐づく情報です。他者と共有することは絶対に避けてください。
Salesforceを使いこなす第一歩として、まずは正確なログイン方法をマスターしてください。
【Salesforce の運用・保守について相談してみませんか?】

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